GATE ドイツ軍 彼の地にて、斯く戦えり   作:イブ_ib

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今後しばらく連載が滞る事があると思います。描いてみました
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11話 薔薇騎士団入城

急いでいたボーゼスはやっとの思いでイタリカに着いた、しかしそこにあった風景は……

「なん……だと……」東門から来たボーゼスはボーゼンした、

そこには、

フォルマル家の旗のほか、見たこともない旗がもう一つ翻っていた、

「誰だ!!そこにいる奴は!」

ドイツ軍は既に警備についており、第三偵察部隊イタリカに残り後始末をしていた、

「報告!!」

「どうした!」

バッベルが見張りから騎士団がやってきたことを告げた

「おい!ディートリッヒ、お前この事ピニャ殿下に伝えてこい!」

「はっ!!」

ピニャ殿下の部屋へ急ぐが前からピニャ殿下が部下を引き連れやってきた。

「あっピニャ殿下!」

「どうした、騎士団の事か。」

「はぁその事なんですか。」

「大丈夫だ、それは私の騎士団だからな」

「ピニャ殿下こっちです」

ハミルトンに案内されながらやってきた。

………東門

「こんな感じですが、」

「うむ、大丈夫だ、門を開けろ。」

開門

「ピニャ殿下一体これは?!」

「大丈夫だ、彼らは妾を助けてくれた。」

「奴らは一体どこから来たんです?」

「あーそれは………」

「大丈夫ですよ、皆さん」

ディートリッヒが割って入ってきた

「あっ!!隊長馬鹿なことを!」

「貴様らはどこから来た?」

ボーゼスが馬から降りてディートリッヒの胸倉を掴む、

「アッアルヌス・ウルゥ………」

「やはり、異世界の敵か!!!」

ギリギリギリ

「ぐるじいやべでぐんざい」

「やっやめろ!ボーゼス今の状況がわからぬのか!」

「しかしこ奴らは帝国の敵ですよ!」

なんて言ってる時にバルトアコローズ伍長が

「しょうがない、」

機関銃を空に向け、撃った

タタタタッッッ

「きゃあ!!」

ボーゼスや騎士団の人達、野次馬の市民まで驚いた、そしてボーゼスの手から離れた隙をつき

「隊長こっちです!」

「ゲフンゲフン、酷い目にあったわ!」

「このっ!」

「やめろボーゼスいい加減しろ!ちょっと部屋の中で事の顛末を聞かせてやる!」

と言い、フォルマル家の屋敷の中へと消えた。

「全くよー酷い目によーあったよー」

ブツブツとディートリッヒが言ってるそばにグレイがやって来て、

「いやいや、ディートリッヒ殿、騎士団の無礼申し訳ない。」

「いや、あなたは別に謝らなくていいですよ。」

(しかしこいつジャガイモみてぇな頭してんな……)

そして晩飯になり、

フォルマル家のメイドさん達が、ご飯を作ってくれていた。

スープとパン、なかなか美味そうである、とりあえず、今イタリカにいるのは、半分が基地に戻っているので500人程である、他に装甲車、戦車諸々がある。

それとなく、毒が盛られてないか調べたが大丈夫なようだ。

配られた順から食べた、その後……

読者様はお忘れかもしれないが、レレイ達は竜の鱗を換金し、第三偵察部隊は、フォルマル家のメイドさん達と談笑などをしていた。

残る500人程の兵士は近くの空き家などに泊まった、

このように夜はふけていったのである。


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