紗耶香は実の兄の瑠美奈が、幼馴染みで親友の龍姫の実姉の龍美の秘書で超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教祖代行も兼務している仕事に就いているが、もう一つの姿が夕焼け色の長い髪をツインテールに結い、龍の絵が描かれている赤い胴丸と具足を装備した龍女神侍、テトラハートと言う、妹にも引けを取らないほどの可愛らしい女の子に変身できるとはまだ知らないのであった。
「セドナもあっちで暮らしてるんだよね?」
「はい、そうですけど? どうかなさいました?」
「お兄ちゃんが迷惑かけてないか心配で」
「瑠美奈さんは、龍美さんの助手と言う立場を弁えてますよ。元時空管理局員と言うこともあって、お仕事の方は問題ないですね」
「それを聞いて安心した、ありがとう、セドナ、また明日、学校で‼」
フラクシナスに戻ってきた龍姫達は紗耶香にはこれから大変だと思うけど一緒にがんばろと励まして、学校では後輩に当たるが龍女神化すると海のように透き通った髪にまるで人魚のようなミネルヴァの加護を受けた胴丸とピンク色の着物ドレスと言う組みわせと言う装備で性格がまるで真反対の天真爛漫な性格になるオーシャンハートと言う名を持っているセドナに兄、瑠美奈が迷惑をかけていないかと質問したところそのようなことはないと答えたので、それを聞けてほっとした紗耶香はセドナにお礼を言って、龍姫達に家まで送ってもらうことにしたのであった。
「また、騒がしくなるな」
「いいじゃない、騒がしいのは今に始まったわけじゃないし」
「仲間が増えることは良いことだしね‼」
クラトスは騒がしくなると言い出したので、イリアは問題ないと言い、ルカとエミルは嬉しそうにしていたのであった。
「ありがとう、送ってくれて」
「友達なんだから、遠慮はしなくていいよ」
「そうだね、また、明日、学校で‼」
「また明日ね‼」
紗耶香を実家に送り届けた龍姫達は玄関前で良いと言われたのでまた明日学校でと約束して実家に帰ることにしたのであった。
鳴流神家からさほど遠くなく歩いてもいける距離に式神家があるので龍姫達は各自帰路についたのであった。
「お兄ちゃん、ちゃんと仕事見つかって、龍美さんの秘書か」
紗耶香は初めての魔物との戦いで披露していたので自室のベッドで横たわっていたのであった。
兄、瑠美奈が龍美の助手かと呟いていたのであった。
「さてと、お風呂に入って、晩御飯食べて、明日に備えないと」
と言って紗耶香は明日に備えて気持ちを新たにしたのであった。