留学を薦められたスコール達は開いた口が塞がらない状態になってしまったがシド学園長が留学について簡単に説明したのであった。
元の状態に戻ったスコール達は、
「わかりました、いつ此処を出ればよろしいのでしょうか?」
「お、留学を承諾してくれるのですか?」
「それは、自分の意志なのね?」
「(留学、確かに、オレ達はこのまま傭兵としか又は軍としての街がある、だが、俺オレは、また、知らないまま終わるのか、違う‼)もちろんです‼」
「よろしい、では転入手続きが終わり次第、また、校内放送で呼びます。では解散してください‼」
上からの命令には忠実に従うと言う軍人気質で答えてしまったのでイデアの代わりに剣心がスコールに自分の意志なのかと問いただした所スコールが自分の脳内発言を繰り広げた後にそうですと答えたのでこれでこの場にいた、セルフィ・ゼルも留学に志願したのであった。
転入手続きなどがあるのでシドはスコール達に解散を指示して、スコール達は各自の持ち場に帰ったのであった。
「ねぇ、留学先、どんな所かな?」
「(オレは不安だ、お姉ちゃんと離れ離れだからな、それと、リノア、しばらく、待っててくれ)さぁ、な」
「留学先に学食があるんだろうな‼」
「ゼル‼ うるさい‼」
自分の部屋に戻っていたスコール達は留学先が都立来禅高校とは知らされていないので、明るい性格のセルフィは居ても立っても居られないようで期待に胸を膨らませており、金髪の鳥のような逆立った前髪に、顔に模様を描いている青年、ゼルは留学先の都立来禅高校には学食があることを知らされてなかったので、お昼休みに学食での争奪戦に意欲を大声で表していた所にセルフィに注意されてしまったのであった。
そんなこんなでスコール達は留学の準備を始めるのであった。
一方その頃、
「沙織って、リッド並に食べるんだね‼」
「シング‼ 女の子にそんなこと言わないの‼」
「別に気にしてないので、シノンさん達もこのぐらいは食べるぞ」
「おい、どんだけ喰うんだよ‼ 女だけ(;゚Д゚)‼」
「普通はこんなには食べないしね(*´ω`*)」
昼休みになっていたので学食に集まって一緒に弁当などを食べていたのだが、シングがいつもの能天気ぶりを発揮してしまい、沙織が大食いなのを見て驚いていたのでコハクに注意されてしまったが、当の本人の沙織は気にしていないと答えて、ミラ二人もこれくらい食べると明かしたのだが、男のルークですら引いてしまうほどの量を食べることにエミルが呆れていたのであった。