超次元kurosu   作:天龍神

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素手でも

アドリビトムと言うギルドがマジェコンヌ四天王だったジャッジ・ザ・ハードに襲われていると言う知らせを受けた凛々の明星を含む次元武偵の資格を所持しているメンバーが運良く全員いたので、龍姫達が先行した後、アンジールが選んだメンバーがフラクシナスで新しく開発された転送装置「テレプール」でアドリビトムの拠点に降り立ったのだが、助太刀するほど戦局は悪くなく、寧ろ優勢になっていたのだが、もしものことがあったらいけないので、

 

「ジャッジはオレが引き受けます‼ みなさんはアドリビトムの人の保護を優先して下さい‼」

 

「あの子の言う通りね、空を飛んでるあいつとは分が悪いかも、スタン‼ リオン‼ みんなのとこへ戻るわよ‼」

 

「たけど、このままほっとくわけには‼」

 

「いや、もう終わると思うぜ」

 

龍姫達は龍をモチーフにした口元が開いている黒い兜を被って顔を隠して敢て正体を隠しているのであった。

 

どうやらジャッジ・ザ・ハードの源になっている人の怨念による暴走だったので、龍華が一騎打ちにしている間にアドリビトムの乗組員を助けることにしたが、スタンが龍華に助太刀すると言って聞かなかったが、この時点で勝負は決していたのだから。

 

「飛ばして行くぜ‼」

 

「それだ、その光、オレはそれを待ちわびたんだぜ‼ でねぇと、いけねえぇぇからな‼」

 

「おまえにこいつを使うのは勿体無いからな、鳳凰天駆‼」

 

「何あの子、あのバカデカい剣背負ったまま、蹴り入れちゃったわよ‼」

 

「スゴイ(☆_☆)‼」

 

龍華はバスターソード形態にしていた合体神機「蛍丸」を袈裟懸けに背負いオーバーリミッツLv3を発動し、そのまま飛びあがってジャッジ・ザ・ハードに向かって鳳凰の闘気を身に纏いライダーキックを繰り出して見事命中させたのであった。

 

そして、

 

「ジュード先生直伝‼ 天覇‼ 地砕‼ これで終わりだ‼ 殺劇舞荒拳‼」

 

「俺が消えると言うのかあぁぁあ‼」

 

「ジュード、龍華達が爆発できるんだから、ジュードも爆発させよう‼」

 

「無理だよ‼」

 

「剣いらないんじゃない」

 

後回し蹴りから入り、その勢いで、三散華➡連牙弾➡爆竜拳➡天月閃という連携を叩き込み最後はジュードと同じく渾身の力を込めた拳を叩きつけるのだが、龍華達の場合は勢いが強いので突き抜けて通ってきたところから緋凰絶炎衝のような火柱を発生させると言うアレンジを編み出したジュードから沙織に伝授され、そして龍華達も修得した秘奥義「殺劇舞荒拳 Ver.L」をジャッジ・ザ・ハードを安らかに眠らせたのであった。

 

これを見ていたレイアはジュードに真似させようとしていたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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