超次元kurosu   作:天龍神

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転入生、再び

都立来禅高校に到着した龍姫達はいつも通りに各教室に入って自分の席に着いたのであった。

 

教室でクラスメイトでいつも三人で一緒にいることが多い、山吹亜衣、葉桜麻衣、藤袴美衣とは入学してから二年連続で同じクラスの仲良しで龍姫とは同じくいざとなったら強引な手段を取ることをいとわない性格で、士道には手厳しい態度を取っている三人と星龍と十香と折紙とエステルと狂三とティアとマルタまで一緒にガールズトークをしていたのであった。

 

「龍姫、今日、またこのクラスに転入生が来るんだって」

 

「手に入れた情報って言っても、龍姫達の身分なら手に入れて当然の情報だけど、イケメンで士道君くらいの身長なんだって」

 

「赤い髪に緑色の目だったな」

 

「ティア、どうしたの? 物凄い汗なんか掻いて?」

 

「いや別に・・・・」

 

「ティアさん、どうやら、転入生について何か御存知何ですね?」

 

またしても龍姫達のクラスに転入生がやってくるようでどこから仕入れたのかルークの容姿にぴったりと一致したので伊達眼鏡で変装している髪型を敢てポニーテールに結っているティアが冷や汗を掻きだしたので突っ込んだらなんにも知らないと慌て出した所に狂三が突っ込みを入れた所で担任教師であり白魔導士龍神の岡崎珠恵が入ってきたのですぐに自分の席に着いたのであった。

 

そしてホームルームが始まったのである。

 

「え、この前転入生が来たばかりだけど、またこのクラスに新しいお友達が来ますよ‼ 入って来て‼」

 

「失礼します‼」

 

「こっち見ないでよ・・・」

 

男子生徒「何だよ、男かよ‼」

 

「それじゃあ、黒板に名前を書いてくれるかな?」

 

岡崎珠恵の合図で教室に入ってきたのは前日の夜に髪を切って気持ちを新たにしたルークが都立来禅高校の男子制服に身を包んで入ってきたので、男子からは不評だったが珠恵に黒板に名前を書くように言われたルークは取り敢えず、龍美と瑠美奈に習ったカタカナで自分の名前をチョークで書いたのである。

 

「え~と、バチカルから来ました、ルーク・フォン・ファブレです‼ よろしく‼」

 

「それじゃ、ルーク君はティアさんの隣の席です」

 

「(ちょっと‼)」

 

「おまえ、なんでこんなとこにいんだよ(゚Д゚)ノ‼」

 

龍姫達以外「知り合いなの(;゚Д゚)‼」

 

間違えないで黒板に自分の名前をカタカナで書けたルークはこれは運命と言う名の悪戯なのであろうかティアの隣の席になってしまったので、伊達眼鏡で変装しているティアに珠恵が名前を言ってしまったことでティアもこの学校に通っていることがばれてしまったのである。

 

「みなさん、静かにしなさい‼」

 

「は~い‼」

 

「まぁ、よろしくな」

 

「どうしてこうなるのよ‼」

 

珠恵がいつ魔術を放つかと怯えた生徒は静まり返って大人しくなったのでルークはティアにこれからよろしくなと言って授業に臨むことにしたのであった。

 

一方その頃、

 

「今日から、このクラスに配属されました、神楽坂智龍です、よろしくお願いします‼(あの方がまさか、ノワール様の)」

 

「お母様達の仕業ですね、あの体は」

 

「いいじゃね、別に」

 

「新しく仲間が増えたんだからよ‼」

 

ゴッドイーターちゃん改め神楽坂智龍が一年二組に転入したことで龍舞と狼龍達と同じクラスになったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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