サレを撃退して無事にクレアから受け取った物資を届けた龍美達は新たな仲間ともにフラクシナスに帰還したのち超神次元ゲイムギョウ界に戻って行ったのであった。
「龍美、お帰り、ルークとガイさんはこの世界の生活費を稼ぐからって教会で受けてた魔物退治をルドガーさんと一緒に行ったから、今はオレといーすんと職員だけだ」
「瑠美奈、留守中、大丈夫だった?」
「ルークがいーすんに説教していたくらいだな」
「へぇ~そうなんだ」
留守を頼んでいた瑠美奈が龍美を出迎えて龍美が留守中で困ったことはないかと質問したところ、言うべきことははっきり言う性分なのであろう、ルークはイストワールに国とはなんたるのかと小一時間ガイをほったらかして説教して、ルドガーとガイと一緒に教会で行き受けていた超神次元ゲイムギョウ界の魔物退治に向かったと龍美に明かしたのであった。
「それにしても、沙織ってよく食べるよね」
「ああ、腹が減ると動けないからな」
「じっちゃんが腹が減っては戦は出来んって話してくれた」
都立来禅高校では現在絶賛お昼休み中で龍姫達はエミル達と一緒にお昼を食べていたのであった。
沙織の食欲旺盛だったことに目が点になってしまったエミルは恐る恐る発言していたので沙織はエミルの方が先輩なのだから堂々とするように言い、自分が空腹だと動けない体質だと明かしたらシングが祖父から聞いたのであろうことわざを述べたのであった。
アドリビトムのメンバーはもちろん制約のためにフラクシナスもとい星也とクリスに至っては自分で作ったのである。
料理のレシピは龍姫達が教えてくれたものがあるのでそれを元に自分で作っていたのだが、コハクが味噌が大好物だったので、コハクの昼食は味噌尽くしだったのは言うまでもない。
流石の龍姫ですら引いてしまったのはむりはないのだから
一方その頃、
「行くぜ‼ 崩襲脚‼」
「ルーク、調子いいじゃねえか‼ 虎牙破斬‼」
「ゲイムギョウ界の初めての魔物との戦闘だが、大丈夫そうだが油断は出来ない」
超神次元ゲイムギョウ界のバーチャルフォレストで魔物退治を引き受けていたルドガー達は、ルークの剣術訓練を兼ねて引き受けた魔物を退治していたのである。
そんなこんなで引き受けた魔物を目標数討伐したので教会に帰ろうとしたルドガーたちであった。
「此処がわたしが配属されるところか、失礼します‼ 本日付で配属しました、ゴッドイーターです‼」
「待ってたよ、初めまして、ラステイションを治めている教祖、獅子神龍月、よろしくね、ゴッドイーター」
「あれ? 女神様は?」
「あ、そっか今日配属されたばかりだから知らなかったね、女神と言う地位は撤廃されて国は教祖が請け負うことになったよ」
「失礼しました‼ 龍月様‼ と言うことはノワール様は?」
「ノワールは死んだよ、と言うより、元から「ノワール」なんていないから」
超神次元ゲイムギョウ界のラステイションに新たな人物が龍月の下に配属されたようでクリーム色の髪を短いツインテールに結い、黒いノースリーブから程よい大きさの胸が見え隠れして右手首に赤い腕輪を嵌めている少女ことゴッドイーターがやってきたので龍月が出迎えたのである。
ゴッドイーターは龍月が教祖だと言ったので首を傾げたいたら、龍月からもう女神という存在はいないと告げられて、そしてノワールだった勇龍はもう死んだと明かしたのであった。