ラタトスクにキムラスカの王家の一族のルーク・フォン・ファブレとその保護者で女性恐怖症でフレンに似ている金髪碧眼の剣士、ガイ・セシルと、軍隊に所属してたが明が軍に駆け寄ってティアの身柄を貰い受けることになり獅子神家に居候になったティア・グランツを新たな仲間に迎えた龍姫達と各異世界に散らばっている次元武偵とアドリビトムのメンバーは心なしか喜んでいたのであった。
そして翌日の朝を迎えたのである。
ティアが居候することになった黒い真四角の二階立ての一戸建てで鳴流神家ほどではないが庭もある獅子神家では、
「ティアさん、おはようございます」
「おはよう、それにしても星龍って、兄妹多いのね」
「うん、血は繋がってなくても、ボクの可愛い妹達だよ」
「まさか、羨ましいの?」
「そんなんじゃ(゚Д゚)ノ」
「隠しても無駄じゃよ、目は口程に物を言う」
超神次元ゲイムギョウ界のラステイション教会で朝食を摂っている龍月と勇龍達を除く獅子神一家に交ざってティアも昨日至急された自動リライズ機能が搭載された都立来禅高校の女子制服を着て朝食を摂っていたのである。
やはりティアは末っ子なのか妹がいる龍姫達のことが羨ましかったのか顔に出てしまいそれを隠そうとしたが獅子神兄妹の祖父で龍造とは幼馴染みであり龍でもある龍剣に尾見通いであったのである。
ティアは髪をリボンでポニーテールに結い、視力はいいのだが敢て伊達眼鏡で変装しているのである。
一方その頃、
「今日から、オレも高校生だ‼」
「元気だな‼」
「シング‼ コハクに手出したら殺すか・・・」
「お兄ちゃん‼」
フラクシナスではシングが龍姫達が通っている都立来禅高校に通えることが余程うれしかったのか朝食を摂ってから自室で制服に着替えて龍姫達が迎えに来るまで部屋で待っていたのだがヒスイがいつものようにシスコン全開でシングに宣戦布告をしようとしたのだがあっさり女子制服をに着替えていたコハクに蹴りを入れられたのであった。
「星也、着替え終わった?」
「うん、これでいいかな?」
超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌの小さな教会の建物で寝泊まりをすることになったクリスと星也は今日から龍姫達と同じ都立来禅高校に通うので二人とも龍美が支給してくれた都立来禅高校の制服に着替えていたのであった。
クリスは着替え終わったので星也の部屋を訪ねて、着替え終わったのかと質問したところ、ちょうど着替え終わったとこだったので部屋から都立来禅高校の制服に身を包んだ星也が出て来たのが、
「星也、女の子だったの(゚Д゚)ノ‼」
「誰も、男とは言ってないけど?」
「みんなには内緒にしようか(^_-)-☆」
「なるほど、わかった」
「それじゃあ、龍姫達との待ち合わせに遅刻するよ‼」
女顔の可愛いらしい男の子だと思っていた星也は実は龍姫達には敵わないがスタイル抜群の女の子だったことにクリスは目が点になったのである。
幸いにも女子制服のおかげで着痩せしているので抜群なスタイルは隠しせているのである。
クリスはほかのメンバーを驚かそうと星也が女の子であることを隠してフラクシナスに向かったのであった。