超次元kurosu   作:天龍神

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久しぶりの再会

ツクヨミの権限で軍の上層部と交渉した明は、ティアをヘッドハンティングで引き抜きて娘達が通っている都立来禅高校に転入させたのであった。

 

下宿先は獅子神家で龍月が超神次元ゲイムギョウ界のラステイション教会の姉妹達の世話と姪っ子になるヴィヴィオの面倒を見るために実家の自分の部屋はあまり使わないのでそこで寝泊まりすることになったのであった。

 

「杖の振り方が剣術の型に似てたからって、まさか、剣をもらうなんて、それにわたしに学校に通うのよね、大丈夫かしら?」

 

「コンコン(^O^)/‼」

 

「はい‼ どうぞ‼」

 

「ティアちゃん‼ 久しぶりだね‼ 大きくなったね‼」

 

「誰よ‼ って、何処触っってるのよ‼」

 

「女の子同志じゃない‼ もう軍人辞めたんだし、これからはボクと普通の高校生として頑張ろうよ、酷い‼ 小さい時、一緒に遊んだよ‼ はい、アルバム」

 

「まさか、この金髪碧眼の男の子が‼」

 

獅子神家に到着したティアは荷物を置いて、杖を振る時、袈裟斬り 逆袈裟に交互に振っていたのを明に見られていたようで、才能を宝の持ち腐れにするには惜しいと考えた明に刃渡り二尺三寸の黒石目の日本刀を貰ってしまったので扱いに困ってしまったのであった。

 

そこに幼い頃明に連れられて一緒に遊んだことある学校を終えてフラクシナスに向かう途中の星龍が部屋に入ってきたのだがティアは幼い頃に軍に入ったので覚えておらず、星龍はティアに幼い頃の写真が載ってあるアルバムをティアに渡したのである。

 

「うん、それがボクだよ、懐かしいな、この時、まだ男だと思っていたからね、と言うことだから、よろしくね、ティアちゃん‼」

 

「うん・・・」

 

どうやら星龍も龍姫と同じく幼い頃は自分が男だと思い込んでいたようで服も男の子の服をよく着ていたのでティアはてっきり男の子と遊んだと思い込んでいたのであった。

 

ティアは溜め息を吐いたのであった。

 

「それじゃあ、行こう、フラクシナスに」

 

「え、ちょっと‼」

 

「星龍、ティアちゃんを困らせるなよ‼」

 

「おじいちゃん行ってきます‼」

 

白いジャケットに黒いTシャツにサラシ型の下着でティアより大きな胸の隆起を抑えているので女であることに気づかないくらいぺったんこ状態で、黒のカーゴパンツに安全靴と言う男装でティアを連れて祖父、獅子神龍剣と挨拶を交わしてフラクシナスにテレパイプを使って向かったのであった。

 

「星龍、まさか、ティア‼」

 

「龍姫なのね」

 

フラクシナスに到着した二人は久しぶりにティアを龍姫達に再開させることにしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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