超次元kurosu   作:天龍神

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ユリアの始祖

瑠美奈はルークに剣術の相手を頼まれたので瑠美奈は快く引き受けて竹刀でルークの相手をすることにしたのであった。

 

ちょうどいい頃合だったので教会でご飯を食べることにしたのであった。

 

「どうしたの? ルーク?」

 

「どうやって、これ食うんだ?」

 

「箸使ったことないのか?」

 

「はいそうです」

 

「別に口調は崩してくれていいよ」

 

ルークは初めての日本独特の和食に苦戦していたので龍美が箸の持ち方と使い方を教えてルークはなんとか箸が使えるようになったのであった。

 

ルークはあまり慣れてない敬語でお礼を言ったのだが、フレンドリーな龍美はルークにいつもの通りにして欲しいと言ったのであった。

 

「ティア、済みませんが、あなたを軍から除名します‼」

 

「何故です‼」

 

「実は除名処分と言うのも、ティア、あなたを引き抜きたいと申している人がいるんですよ」

 

「あなたが、ティア・グランツちゃんね、それにしても、育ちがいいみたいね、ウチの子と良い勝負ね、冗談はさておき、獅子神明、よろしくね」

 

「ティア・グランツと申します、あとどこを見ていたんですか(゚Д゚)ノ」

 

ルークとガイが転送してきた世界の軍に所属している御子神家と同じく茶髪のロングヘアーに片目を前髪で隠しているが見えている龍姫達とは同い年の女の子のティア・グランツを天界から引き抜くことにしたツクヨミこと獅子神兄妹の母で見た目は同年代に見える、獅子神明はティアの容姿を目測で測り、我が子と良い勝負できると半ばスケベ発言しながら自己紹介したのであった。

 

ティアも自己紹介をしたのだが明の発言の撤回を求めたのであった。

 

「もう、いいじゃない、これ渡しておくわね」

 

「あの、この剣は一体?」

 

「隠してもダメよ、無理して杖と苦無を得物にしているようね、自分に合った得物を使いなさい、それはこの世界で売られている剣の重さの約半分の重さよ」

 

「わかりました、わたしはどうなるのでしょ?」

 

「どうなるって、都立来禅高校に転入してもらうのよ‼ ヴァン君はもう伝えているから‼」

 

明はティアに冗談で発言したのだがティアには通用しなかったようで仕方なく本題に入る前にティアに自分が使っている日本刀と同じ二尺三寸の黒石目の龍の刀身彫刻が彫られている日本刀を授けたのであった。

 

ティアはいらないと日本刀を明に返そうとしたが、明はティアに持っていて欲しいと説明したのであった。

 

ティアはこれから自分がどうなるかと明に質問したところ明は真顔でティアに都立来禅高校に転入してもらうと返したのであった。

 

 

 

 


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