超次元kurosu   作:天龍神

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バチカンでは

紅い長い髪の少年剣士、ルーク・フォン・ファブレと女性恐怖症の護衛剣士でフレンに似ている金髪碧眼のルークの保護者、ガイ・セシルを保護し龍美は取り敢えず、二人を客間に案内したのであった。

 

一方その頃、バチカルでは、

 

「ルーク様‼ ガイを探せ‼」

 

「ああ、何処へ行ったのかしら?」

 

「母上、あの野郎‼」

 

「アッシュ‼」

 

「久しぶりに来てみれば、どうせ、お義父さんの入れ知恵で超神次元ゲイムギョウ界にガイ君連れて行ったのね、この際だし、ルーク君、留学させてみない?」

 

「貴様‼」

 

ファブレ家の面々が総動員でルークとガイを探しており、しまいにはキムラスカの王女でルーク達の幼馴染みのナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディアこと通称ナタリアは慌てふためいており、ルークの双子の弟のアッシュに至っては怒りを表していたのであった。

 

偶然にもそこに鳴流神兄妹の母こと天界での名は天照大御神である鳴流神剣心が四人も子供を産んでいる母親に見えない容姿に若々しくライダージャケットに中に真っ白いTシャツを着て紺色のジーパンと言う格好でファブレ家の屋敷を訪れたのだがファブレ家の慌てぶりを見て舅の龍造がルークにテレパイプをいたずらで渡したのであろうと察し、ファブレ兄妹の母で剣心とは種族を超えた親友であるシュザンヌにルークの都立来禅高校への留学を薦めたのであった。

 

アッシュは剣心に向かって敵意を向きだしていたのであった。

 

「剣心がそう言うならいいわね、あの子、今までこの屋敷から出たことないから」

 

「シュザンヌ‼」

 

「クリ助くんは黙ってくれるかしら(^_-)-☆‼」

 

「なんですの、この逆らってはいけないような、そうですわ‼ アッシュ、あなたも留学しなさい‼」

 

「それは出来ん‼」

 

どうやらシュザンヌも剣心の子供達になら問題と思いルークの都立来禅高校への転入を許可したのであった。

 

周りにいた者は猛反対したのだが剣心が放つ気に呆気にとられてしまい手も足も出ないのであった。

 

ナタリアは目の前にいる人物が幼い頃一回会ったことがあるボクっ子侍だった人物と同一人物に見えなかったのだが気を取り直してアッシュにも留学を薦めたのだが、アッシュが嫌だと言ってどこかへ行ってしまったのであった。

 

超神次元ゲイムギョウ界では、

 

「瑠美奈‼ 剣術しようぜ‼」

 

「瑠美奈行ってあげなよ、竹刀‼」

 

「ああ、ありがとう、それじゃあ、行くか」

 

「瑠美奈の剣の腕前、見せてもらおうか‼」

 

「瑠美奈さんも‼」

 

ルークは師匠から教わった剣術のおさらいをしたいので瑠美奈に剣術の相手を頼んだのである。

 

鳴流神龍造から幼い頃、手解きされたのである程度の剣術は出来るので、龍美に竹刀を二人受け取って、外に出て行ったのだが、イストワールが吠えていたのであった。

 

「ヴァン先生直伝のアルバート流を見せてやる‼」

 

「ルーク、左利きか、ユーリさんと同じだな」

 

「さっさと始めようぜ‼」

 

「始め‼」

 

バーチャルフォレストの秘密の場所にやってきた瑠美奈とルーク達は竹刀での手合せをすることにしたのであった。

 

ガイが立会人として手合せの合図をした瞬間、勢いよくルークが、無構えの瑠美奈に突っ込んで行ったのであった。

 

「双牙斬‼」

 

「隙が大きい‼」

 

「痛て‼ クソ~決まったと思ったのにな~ありがとう、瑠美奈」

 

「どういたしまして、それにしてもハラヘッタし教会に帰るか」

 

ルークの剣術は力任せのようで隙が大きいので瑠美奈はルークの双牙斬を紙一重でかわして、軽くルークの脳天に竹刀を叩き込んだところでちょうど飯時だったので教会に戻ることにしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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