ヒストリア島で起きた騒動はルエルの消失と言うことで幕が下りたのであった。
現在、天夏達は、オズマの奢りで、打ち上げをしていたのであった。
「そうか、織斑千冬とは縁を切るのね」
「はい」
「わたしもISは嫌いな方ね、あんなものを使えるというだけで強くなったことになっている者は嫌いね、もちろん、あなた達のことは別よ」
「言っておくが、オレもISに乗れるが、年齢の都合で、IS学園に通えないので、茶熊学園だ」
「バイパーそうだったの?」
「初めて聞きますけど」
「ああ、実は、一回、ISが落ちてて、触ったら、装着したが、そのまま解除して、置いて逃げた‼」
「なんか、この世界の男はみんなISに乗れるってことはわかりました」
「まぁソウルを使えば動くんでしょ、推測ですが」
糸目の槍使いのセラは天夏達が転生して名を変えていることに気付いていたのであった。
セラは以前からISが最強という風潮が気に入らない女性なのだ。
この世界の技術を使えば男女共用できるISが完成できるのである。
天夏達は織斑千冬に白騎士事件の真相を問い詰める覚悟があるとオズマ達に明かしたのである。
その話を聞いたバイパーは以前、次元を超えて漂流してきたISを触って、装着したが、興味がなかったので、捨てたと話したのである。
ジョニー曰く、ソウル、つまり、魔力などあれば動くだろうという推測に落ち着いたのである。
「つまり、IS学園には、国の推薦か企業に属していることか?」
「はい、叔母じゃなくて、剣心さんにも相談したところです」
「なるほど、オレ様に任せな‼」
「いいんですか‼」
「オズマの大将に任せておけばいいのよ‼」
「ダミュロン、おまえも手伝え‼」
「よし、ザックとリアムとソウマにIS学園に、留学生として行ってもらうとしよう、カムイなら納得してくれる、ついでにフランとか」
「カスミお姉ちゃんが来ないよな(*´ω`*)」
「わたしもお姉さまが来るわね(´・ω・`)」
「ありがとうございます‼」
料理を食べながらどうにかIS学園に転入する方法が無いかと剣心に一応相談したことを話した天夏達は、法王という肩書を持ちオズマがなんとかするということになって、護衛に、茶熊学園で、ザックとソウマ、そして、聖地ディルムンで傭兵団を率いていた団長、リアムに声を掛けておくとバイパーが言ったのである。
こうして、天夏達は、なんとか、IS学園転入の糸口を掴めたのであった。
だがこれがまだまだ、始まったばかりであることはこの時、誰も知る由もなかった。
この小説はこれで打ち切りにさていただきます。
文章がおかしい作者だったことをお詫び申し上げます