超次元kurosu   作:天龍神

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御子神家の食卓

世界中の迷宮の最深部の台座に刺さっている日本刀を引き抜いたなぎさは気を失ったので、現在、超神次元ゲイムギョウ界のルウィーの御子神家の自宅で、女性陣が介抱していたので、天夏は、リビングで待たされていたのだ。

 

「天夏、なぎさはわたし達に任せて、今日の夕飯の食材を買って来てくれないか?」

 

「ああ、分かった」

 

【我らは、街に行こう】

 

「ああ、何が食いたいんだ?」

 

「そうだな、久しぶりに天夏のお任せの手料理を喰いたい‼」

 

「いいぜ、行ってくる」

 

リビングで待っている天夏のもとに、弥生がやって来て、今日は御子神家に一泊することになったらしく、星奈は家に連絡を入れて、許可を得たので、天夏のお任せの手料理が食べたいと希望して、天夏は、待機状態のサンクチュアリガード共に、ルウィーの町へ買い出しに向かったのであった。

 

資金は、世界中の迷宮の最深部に行くまで溜まっていたので、それを使えばいいのである。

 

「ここか?」

 

街に夕飯の買い出しにやってきた天夏は、ルウィーのスーパーマーケットにやってきたのであった。

 

手ごろな食材を買いに来たのだ。

 

天夏は、入り口の籠を持ち、店内へ入って行ったのであった。

 

転生前から、家事全般を任されていたので、こういう買い物はお茶の子さいさいで、商品を見ながら、献立を考えだして、

 

「鍋でいいか」

 

【無難な選択だな】

 

寄せ鍋に決まったようで、白菜や豆腐、鶏肉などを購入して、御子神家に戻ろうとした時、

 

「さてと、みんな、待ってるからな」

 

「あ!」

 

「? 誰だ、オレは天河天夏、で」

 

「あたしは‼ 御子神志澄琥‼」

 

「同じく、礼龍‼」

 

「龍琥‼」

 

「姫奈太」

 

「お兄ちゃんの家に行くんでしょ‼」

 

「なんで知ってるんだ?」

 

「お兄ちゃんに、頼まれた・・・」

 

「行きましょう‼」

 

「嘘だろ‼」

 

【お前は】

 

歳は下だが、なぎさの叔母に充る、四つ子の御子神姉妹に遭遇して、あづみとあかねと一緒に兄の家に向かうことになったので、御子神姉妹が神格化して、とんで帰ることになったのであった。

 

天夏は、志澄琥に完全米俵扱いで担がれていたのであった。

 

「なぎさ~‼」

 

「って、龍琥‼」

 

「戻ったぞ・・・」

 

「なるほどね」

 

「さて、飯作るから‼」

 

無事に戻ってきた、天夏は、御子神家一行に捕まっていたことに驚いていた弥生達は、まさか、龍琥達がなぎさの叔母だとは思ってなかったのである。

 

弥生は、フラクシナスに一回すれ違ったのと、次元武偵になった際に、流星の絆のメンバー全員の名簿を見ていたので、知っていたのである。

 

そんなこんなで夕飯作りが始まったのであった。


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