超神次元ゲイムギョウ界のラステイションの遺跡で見つけた日本刀を台座から引く抜いた瞬間、星奈は記憶が甦り、泣き出してしまったが、プロミネンスコアが、鈴鹿御前の手によって転生したことを聞かされて、立ち上がったのであった。
「これで、星奈も、神装機竜持ちになったんだな」
「どういうこと、まさかと思うけど、天夏達は?」
「気づけよ、わたしは、篠ノ之箒だよ、その名前は地獄に置いて来たぜ」
「地獄って、わたしは、セシリア・オルコットだったけど、今の家族が方が大事ね」
「オレは、織斑一夏だった、けど、オレはもう千冬姉と縁を切るつもりだ」
「ボクも一緒に連れてって‼」
「そのためにこの世界に来たんだよ、この世界に、ラウラが転生しているらしいけど、ルウィーらしい」
「今から言ったら夜だよ、そうだ、叔母さんに頼んで、下宿所に天夏達が止まれるように頼んでみるよ‼」
「いいのか?」
「お言葉に甘えようぜ‼」
星奈は天夏達が一夏達であり旧友だったことを思いだしたので、訊ねると、天夏達は、旧名を名乗ったのだが、今の名前と家族の方が大切だと言い切ったのであった。
そして、次の目的地である白き大地、ルウィーにラウラが転生していることを明かしたのであった。
星奈が今から行ったら、夜になってしまうので、今日は、ラステイションの武偵所本部の下宿所で一泊できるように星奈が、歳が近いが叔母に充る、龍月に頼んでみると言ってくれたので、地上に出ることにしたのであった。
時は変わって、ラステイション武偵所本部
「待ってたよ、ボクが、星奈の叔母の、獅子神龍月、今日下宿所で一泊するんだよね、セイバー、案内してあげて」
「リュウゲツ、こっちです」
「‼Σ(゚Д゚)」
「小さい龍月さんだな」
「よく言われますね」
黒服を着た龍月を小さくした少女が突然姿を見せたので、天夏達は、龍月の年齢で、自分と同い年の星奈の叔母であるという事実に驚いていたのであった。
龍月とは三つ違いなのだから。
「テンナは、この部屋から三部屋です」
「真ん中の部屋がオレだよな?」
弥生&スミレ「もちろん‼」
セイバーが天夏達を案内した三部屋が並んでいたので、真ん中の部屋を天夏で、両端を弥生とスミレで宿泊することになったのであった。
「星奈の神装機竜か、どんなんだろうな? とりあえず、風呂入ろ」
「天夏‼ 風呂入りに行こうぜ‼」
「おまえ、女だろ(´・ω・`)」
「安心して、下宿所の大浴場は、男女別だから」
「よかった・・・・」
「ラッキースケベ常習犯だからな、天夏は」
「言い返せない」
天夏は下宿部屋で荷物を置いて、ベッドに座っていたが、とりあえず、風呂に入ることにしたのを見ていたかのように、弥生が風呂に誘いに来たので、大慌てで、弥生を注意したのだが、幸いにも、念の為に、四ヶ国の武偵所の下宿所の大浴場は男女別に造られているのであった。
天夏はバスタオルなどを持って、大浴場の入り口まで一緒に弥生達と行くことになったのであった。