超次元kurosu   作:天龍神

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獅子神家訪問

超神次元ゲイムギョウ界のラステイションの街はずれにある空龍夫妻の家に向かって神装機竜を身に纏っていたので、

 

「此処で降りて、行こう」

 

「そうね」

 

「一応、武偵所で許可は下りてるが、物騒だって思われて、シャルに殺されたくないしな」

 

「神装機竜に慣れてないと、転入した際に困るわよ」

 

一旦広い場所を見つけたので、着陸して、武装を解除したのであった。

 

IS以上に攻撃力がある以上、武偵所で神装機竜の許可は貰っているが、神装機竜のことを知らない人が間違えて攻撃してくることを考えて、着陸地点から徒歩で空龍夫妻の家に向かうことにしたのであった。

 

「さて、得物の準備は出来てるか?」

 

「ああ、もちろん、わたしの背中は預けたぜ‼ 天夏‼」

 

「この場合は、槍より、剣ね」

 

【来るぞ‼】

 

「ヌラ~‼」

 

地上を歩くと言うことはゲイムギョウ界の魔物と遭遇することが多くなる、IS学園ではない肉弾戦の実戦がぶっつけ本番で行われるのだ。

 

天夏達は、転生した際に、ISと神装機竜に頼らない戦い方を伝授されていたので、天夏は、機攻殻剣を抜刀して、弥生も機攻殻剣と小太刀を構えて、スミレも状況を把握して、アンナとイリアとテトラから教わった槍と斧ではなく、まだ我流の剣術で戦うことにしたのであった。

 

と言っても相手は、スライヌというゲイムギョウ界の弱い種の魔物だが、大群で襲ってくることがあると言うことは前もって、龍姫達に教えてもらっていたので、

 

「虎牙破斬‼」

 

「魔王炎撃波‼」

 

「天夏‼ 流石、わたしの旦那だぜ‼」

 

「お願いだから、そういうことは、二人の時にしてくれ」

 

「そこ‼ いちゃつかない‼」

 

相変わらずの夫婦漫才更ながらのコンビネーションで襲ってくる魔物を片っ端に片付けて行っていたのであった。

 

そして、魔物が襲ってこない場所に付いたので、機攻殻剣を粒子化し、片付けたのであった。

 

そして、

 

「この家だな、表札に獅子神って書いてあるし」

 

ついに街で教えてもらった黒い二階建ての家を見つけて表札を見たら獅子神と彫られた木製の板を見た天夏達はインターホンを鳴らしたのであった。

 

「ん? って、おまえらかよ(゚Д゚)ノ‼」

 

「まさか、ここの家って」

 

「ああ、アタシの実家(≧◇≦)」

 

「苦労して損したわね(´・ω・`)」

 

「どうせ来る頃だと思ったけど、どうせ、星奈のことでしょ、折角来たんだし、あがってけ」

 

「では、お言葉に甘えて、失礼します」

 

じつは、先ほど太陽と月華に、フラクシナスで数分前に出会ったので覚えていたのだが、名字まで聞いてなかったので、まさか実家が超神次元ゲイムギョウ界のラステイションの街はずれに住んでいるとは思ってなかった天夏達は疲れ果てていたので、太陽が家に上がって行けと言ったので、天夏達は家にあげてもらうことになったのであった。


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