無事に天夏は、二人目の仲間、セシリア・オルコット改め、セイグリッド公爵家次女、スミレ・セイグリッドを連れて、一旦、超神次元ゲイムギョウ界のルウィーとラステイションを目指すために、研修先のフラクシナスへ戻ってきたのである。
「ただいま、戻りました‼」
「此処が、フラクシナスか、わたし達、宇宙に来ちまったんだな(ISが兵器と認識してなかったら、こうやって宇宙に来れたんだろうな~)」
「そうね」
「戻ったか、あ、わたしはこのフラクシナス艦長代理、綾瀬=マクスウェルだ」
「どうも、天河天夏です」
「朝宮弥生です」
「スミレ・セイグリッドです」
フラクシナスへ戻ってきたのだが、弥生とスミレが、次元武偵の手帳とアイテムパックを持ってなかったので、申請にやってきたのだが、龍姫達は別件でどこかへ行っているらしく、いなかったが、艦長代理の軍服に身を包んでいる精霊王、綾瀬が自己紹介をしたので、三人は自己紹介をしたのであった。
「そうか、わかった、敢て、過去は聞かない、これを渡しておく、それでは」
「天夏、あの人、人間じゃない」
「ああ、龍姫姉から聞いたが、四精霊を使役する精霊の王なんだと」
「なるほど、とりあえず、行くわよ、あと残りは」
「鈴、ラウラ、シャルの三人、良い人に拾われてくれたらいいけど」
「ゲイムギョウ界か、楽しみだ、行くぜ‼」
「本当に、あの箒なのね」
「それをおまえが言うか」
綾瀬から次元武偵の手帳とアイテムパックを受け取った弥生とスミレは早速、身に着けて、超神次元ゲイムギョウ界のラステイションとルウィーに向かったのであった。
IS学園で唯一、専用機が無く、適正も低いという天夏組だった人物だったのかと思うほど、大胆不敵に動く性格になっていることに驚きを隠せないスミレに、天夏は突っ込んだのであった。
転送ルームに戻って、超神次元ゲイムギョウ界のラステイションへ座標を合わせて、テレプールに飛び込んだのであった。
「本当に、工場の街だな、ISくらい作れそうな」
「とりあえず、この写真を見せて、聞き込みするか」
【それしか、手が無いしな】
無事に超神次元ゲイムギョウ界のラステイションの入り口に着陸した天夏達は、街で、持っていたスマホに保存していたシャルロットの写真を見せて、聞き込みを始めることになったのであった。
ゲイムギョウ界のお金は後で作ることにしたのであった。
「あ、その子、なのは様の子ね」
「‼ 家はどこですか‼」
「街から少し離れた場所に建っている黒い屋根の家だよ」
「ありがとうございます‼」
【重要な手がかりだな、弥生達に連絡しろ】
「ああ」
天夏達は、手分けしてシャルロットを探すために聞き込みをしていた所、天夏が聞き込んだ気前のいいおばさんが、空龍夫妻の子だと言い、家までの道のりを教えてくれたので、御礼を言い、天夏はスマホを取り出して、弥生達に入り口前に集合と伝えたのであった。
スキット:スミレの手料理その2
スミレ「出来たわよ」
天夏「見た目はいいんだけど」
弥生「そういえば、学園でこいつの料理で痛い目に遭ったしな」
スミレ「ヘレナさんに料理は教えてもらったわよ‼」
天夏&弥生「それじゃあ、いただきます‼」
スミレ「どう?」
天夏&弥生「うまい‼」
スミレ「わたしが、あの家のお嬢様してると思ったの、大丈夫よ、お姉さまが、興味を持ったことはどんどんやりなさいって、教えてくれたから」
天夏「これも、武芸の修練の」
スミレ「一環よ」