弥生が此処に来るまでに至った経緯を話した翌日、弥生は旅支度の準備を整えていたのであった。
「これでいいな、待ってろよ‼ あの篠ノ之束‼ 織斑千冬‼」
「行くのか、これ持って行きなさい」
「ありがとう、父さん‼ ママ‼ それじゃあ、ちょっくら、金髪イギリス野郎を迎えに行ってくる‼」
「お世話になりました‼」
「あの子の事、頼んだわよ」
「はい‼」
「お~い‼ 置いて行くぞ‼」
弥生は、巫女服ではなく、動きやすのだったのか、IS学園の服を着用しているが、ちょっと胸回りが窮屈だが、サラシでなんとして、覇天紅皇竜「ドラゴニック・オーバーロード」は天夏に粒子化を教わって空間に閉まったのであった。
サンクチュアリガードとオーバーロードが仲間の反応が、セイグリッド公爵領、サンクトフィード島次の目的地にしたのであった。
クジョウ島から出ている飛行船に乗れば行けるというのでまずはサンクトフィード島に向かうことにしたのであった。
そして、飛行船乗り場で、先ほどの報酬で運賃を払って、赤髪の少年達共に乗り込んだのであった。
スキット:弥生
天夏「本当に、オレの幼馴染の箒だったんだよな?」
弥生「ああ、って、一番知ってるのは、おまえだろ‼」
天夏「そうだった、良かったな、良い家族に拾われて」
弥生「あっちのお姉ちゃんの方が千倍ましだしな、歳が近いのもあるが、弓術に、なぜか格闘術まで丁寧に教えてくれたな、それと、ソウルボードがカンストする位のルーンまでくれた。おまえはどんな一家に拾われた?」
天夏「オレか、血の繋がらないオレのことをよく見てくれて、何より、女尊男卑なんか知らない土地に住んでる人達で、そこで妹が出来た、そこで天然理心流を教わってる、従姉妹はオレよりはるか上にいる 今度、会ってやってくれ」
弥生「勿論だ‼ 残りのメンバー全員迎えて、IS学園で過去を清算しに行こうぜ‼」
サンクチュアリガード【我らは良き、主に出会えたな】
オーバーロード【はい、そうですね】
「着いたわよ‼」
「セシリアさんもつらい過去を持っているんですよね」
「多分、詳しくは知らないからな、あいつ、いつも強がってたし」
「大丈夫ですよ、行きましょう」
飛行船に揺られて数分、セイグリッド公爵領、サンクトフィード島の飛行船乗り場に降り立った天夏と弥生は、アイリス達の同行の下、セイグリッド公爵家に向かったのであった。
なんでも、そこの一人娘、アンナはキャトラのことが大好きらしく、飛行島に来る度に、咲耶と取り合いを始めるのだと、アイリスに聞かされたのであった。