一夏が天河家の武器が納めてある蔵に飾られていた一振りの白い柄巻の二尺三寸くらいの長さの日本刀に宿っていた東洋の白龍が姿を現して、一夏を継承者として、選ばれたのであった。
「なんだ、イメージが‼」
「一夏、どうやら、わたし達と同じ能力得たようだね」
「?」
「簡単に言えば、妖術などが使えるようになったんだよ。ほら、見たことあっただろ?」
「そういえば、学園で戦っていた人達、剣と槍とかだけなのに、ビームとか出したっけ」
「あ、そうだ、実は、妹から、もし織斑一夏が死に、ここの地に転生した時、この箱を渡すように言われていた」
「開けて良いですか?」
一夏が白銀の日本刀、名は、白狼龍という二尺三寸の日本刀を手にした瞬間、一夏の頭の中にないかが流れ込んでいる感覚を覚えたのであった。
ISという物よりも強大な力、つまり、魔力または妖力を手に入れてしまったのであった。
その光景を見ていた悠馬は一夏が自分達と同じ能力を得ていると説明し、そして、妹、剣心から一夏が野井原の地に転生し、天河家に辿り着くようならば、渡して欲しいと言われた小さな木製の小箱を渡したのであった。
一夏がその小箱を開けてみると中に入っていたのは、
「これって?」
【マスター認証、ですが、織斑一夏として認証できません】
「インテリジェントデバイスだな、ISよりもスゴイバリアジャケットという物を装備できる、それと、その白狼龍は、神装機竜と呼ばれるを装備できる
「神装機竜‼(ルクスのか‼)」
白い宝玉が嵌められていたペンダントが入っていたのだが、認識エラーが発生している音声が流れたのである。
悠馬はそれがインテリジェントデバイスであると言うことを説明して、なんと、一夏を継承者として認めた白龍の魂が宿っていたのは、ルクスの世界に置いて、ISより一回り大きな物らしく、一夏とルクス、並びに異世界人のアドリビトム組などを除けば、女性しか動かせないIS(インフィニット・ストラトス)とは違い、神装機竜は主と認められば、男女構わず、武装できるという物で、なぜか、刀剣の形が多く見られているのであった。
「さて、家に戻ろうか、わたしの子としての名を付けないとな」
「はい‼」
「うむ、後で、次元武偵の申請をやっておく、そろそろ昼飯だしな」
一夏は転生の代償として失ったIS「百式」そして、「織斑千冬」の影というと向き合うため、新たな相棒にして人の言葉を話せる白狼龍「サンクチュアリガード」とインテリジェントデバイスを手に入れた「織斑一夏」は天河家に養子になることになったのであった。
機攻殻剣の元ネタは、VGのユニット名