超次元kurosu   作:天龍神

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エミルの変貌

スタンの寝起きの悪さのおかげでフラクシナスでフライパンとお玉が奏でるメロディーが鳴りやまない日々送ることになったしまったが気を取りなして、保護者としてアンジールが同行者として星也・クレス・エミルと言う何とも言えないパーティーで魔物退治をすることになったのであった。

 

「今日、一緒に同行させてもらう、次元武偵、神楽堂恋龍だ、よろしく」

 

「よろしく、おねがいししします(>_<)‼」

 

「落ち着け、それじゃ、現場に行こうか」

 

今回は恋龍が同行してくれるようで愛槍「日本号」を粒子化して装備している紺色のライダースジャケットを羽織り黒いインナーで胸をぺったんこ状態にして上に白いTシャツを着て、下は灰色のカーゴパンツに茶色の安全靴という格好で現れたのであった。

 

恋龍は一緒に行くメンバーを見て現場に案内したのであった。

 

「此処でトリックて言う奴が、妹を監禁していたんだ、けど、すぐに龍姫に倒されて、無事に妹は解放されたんだ」

 

「なるほど、今日はここの場所を調査すればいいのか?」

 

「それと、ここに出る、っと、早速お出ましですよ‼」

 

「星也‼ エミル‼ 行くよ‼」

 

現場に着いたのだが、その場所は以前トリックが女神候補生だった龍琥と礼龍を監禁して龍姫が神子龍と合体秘奥義で倒した建物で置き去りにされている魔物の討伐にやってきたので、しばらくして、ターゲットの蠏型の機械兵「ヘビータンク」が一機現れたので早速倒すことにしたので、一斉に得物を構えた瞬間、エミルの様子がおかしくなり、そして、

 

「この鉄屑を倒せばいいんだな‼ おい、やるぞ‼」

 

「エミル‼ まさか、解離性同一性解離か?」

 

「話は後にした方が良さそうだな」

 

「そうですね、魔神剣‼」

 

「ウィーンガチャン‼」

 

いきなり大声を出しておどおどしていた性格が一変して好戦的になり口調が変わり、自分のことを「ボク」から「オレ」と言い出した上に物凄い速さでヘビータンクが放ってきた弾丸を避けながらアームガードが特殊なロングソードで斬りつけたのであった。

 

あまりにエミルの変わりように恋龍でさえ驚いてしまったが、気を取り直して、ヘビータンクを破壊することにしたのである。

 

アンジールは背負っているバスターソードではなく両刃のロングソードを得物にしながら魔術で攻撃を繰り出したり回復したりと保護者として忙しのであった。

 

「チュードン‼」

 

「終わったぜ‼ 助かった(T_T)/~~~」

 

「これで依頼は完了だ」

 

「エミル、おまえは龍美のカウンセリングを受けろ‼」

 

「はははい‼」

 

エミルの活躍もあって問題なくヘビータンクを破壊した一行はフラクシナスに帰還次第、エミルにはカウンセリングを受けるように言ったのであった。

 


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