各自就寝して翌日の朝を迎えた龍姫達・アドリビトムはいつものように起床して着替えて、訓練をする者や、朝食を仕込んでいる者と様々な人物がいるのである。
それでもただ一人深い眠りから起きそうにないあの男がいたことを忘れていたのであった。
「(-_-)zzz」
「スタン‼ 起きなさい‼」
「ルーティ、あれをする気か?」
「ええ、右手にお玉を、左手にフライパンを、横たわりし者に、エルロン家、秘技‼ 死者の目覚め‼」
「ガンガン‼」
「誰だ‼ <`~´>‼」
「おはよう、ルーティ、リオン」
そうスタンは寝坊助だったのでどんな時でも一度寝たら起きれないがこのように料理器具であるフライパンとお玉で爽快に叩いて奏でる音でならスタンはどう言うわけかスタン本人は元気に起床するのだが普通の人間は迷惑千万のは変わりないのでアンジールに怒られてるのであった。
超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌの街はずれの教会を仮住まいにしている星也も起床したのであった。
「ふぁぁ~さてと、明日は学校か、取り敢えずトイレに行こう」
「星也、おはよう;つД`)」
「クリス、おはよう;つД`)」
二人は洗面所に向かい用を足したり顔を洗ったりした後、自室に戻って仕事着に着替えて、フラクシナスで朝食を取ることにしたのであった。
「いただきます‼」
「星也もよく食べるね‼」
「そうかな?」
「それにしても、スタン、おまえは自力で起きれないのか?」
「はい‼」
「アンジール、無駄よ、こいつの寝坊助は龍美ですらお手上げよ」
フラクシナスの食堂で朝食を取ることにしたアドリビトムのメンバーとアンジールは今朝の騒音騒ぎがスタンが起きれないことが発覚したのでアンジールはスタンに自力で起床しろと注意しスタンは素直に元気よく返事したのであったのだが、ルーティはスタンの寝坊助は筋金入りだと説明したのであった。
「エミル、大丈夫?」
「うん、ボク、大丈夫だから」
エミルはフラクシナスの環境とアンジールの強面の人相に呆気に捕らえていたようでルカともに怯えていたのであった。
朝食も食べ終えた一行は各自依頼を受けることにしたのであった。
「それじゃあ、お願いね、クリスは昨日次元武偵に成ったばかりだから気を付けていきなさい‼」
「はい‼」
「それじゃあ、行ってきます‼」
「エミル(T_T)/~~~、大丈夫かな?」
「アンジールさんも一緒に行ってくれるから問題ないよ」
星也も依頼を受けて超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌでの魔物退治をすることにしたので向こうで龍美達の誰かが一人合流する手はずになっているので、クリス・エミルに保護者でアンジールが出向くことにしたのであった。
マルタはエミルのことが心配な様子で見送ったので、スタンが励ましたのであった。