日本魔導士支部、支部長、黒鉄巌の身柄を確保した冬龍達は、叔母たちからIS学園が襲撃されて、一夏を含む、六名が命を落としたと最悪な知らせを聞かされて、もしやと思い、若干9歳でもう、叔母達とのパーティーメンバー入りする実力を付けた冬龍が感づいて、黒鉄巌の身柄を治安部隊に引き渡して、七星武祭の予選会場に急いだのであった。
「さて、いろいろ聞かせてもらおうか、元、日本魔導士支部長さん‼」
「このわたしを誰だと思っている‼」
「悪いが、アンタのを味方する弁護士はいない、それに、散々やらかした以上はちゃんと払ってもらいますよ‼ 亡国企業に協力し、二年前、織斑一夏を誘拐したメンバーで裏で操っていたの、アンタなんだろ?」
「ふん‼」
「これを見ても、言い逃れできるのか?」
天界の治安部隊に逮捕した黒金巌の取り調べが行われていたのであった。
頑なに自分の犯した罪を認めとうとしない黒鉄巌は、まるで、わがままを言っている子供様な態度を取り出したのであった。
だが、これも想定内だったので、治安部隊の一人が徐にノートパソコンのキーボードを操作して、とある映像を見せたのであった。
それは、
「こいつが、世界最強のIS使いの実の弟か、ふん、あの
「何‼」
「この人、アンタにそっくりだけど、それに織斑一夏が抵抗したんだろ、その時にあんた、柱にぶつかって、手を切ってる」
「証拠隠滅は‼」
「はい、自供ありがとうございます‼ そう、あんた暗かったのか、血痕を残していくというミスを犯した、それを上から圧力で隠滅し、そして、テロ組織と協力したんだろ」
「おのれ~‼」
「あんたは、もう言い逃れできない、それに、アンタにはIS学園襲撃殺人事件の共犯者であり、殺人教唆までやらかした‼」
「ふん、だがもう遅い‼
「何‼」
「あいつに、魔力量が少ないことを知ると、ある者に、頼んで、埋め込ませた」
「まさか‼ エアルか‼」
「そうさ、あのガキどもが着くころには」
なんと二年前ドイツで行られていたISのオリンピックで世界最強、織斑千冬を優勝させないために、弟、織斑一夏を誘拐し、監禁した建物に前もって隠してあったカメラで撮影していた映像に映っていた映像に、はっきりと黒鉄巌本人が写っており、本人はねつ造だと言い張ったが、一夏に抵抗されて柱にぶつかって、出血して、血痕が残っていたのと、あっさりと自供したので、完全に言い逃れできない状況になったのにも関わらず、余裕の笑みをこぼしていたのである。
そう、黒鉄巌は幼くして魔力量が無い、一輝を、ダグラスと同様に、瘴気を埋め込ませたというのだ、それも致死量を、勝利を確信した黒鉄巌は高笑いをしていたのだった。