超神次元ゲイムギョウ界のルウィー領の街はずれの御子神家で保護された「ラウラ・ボーデヴィッヒ」頃の銀髪に右紅左金だったオッドアイから、両目の瞳は、空色寄りの鮮やかな碧眼に統一されており、銀髪だった色が、御子神兄妹と同じクリーム色に変わっていたことより、一夏達と過ごした記憶が封印されて、軍人だった少女かと言うくらいに、怯えだしたので、旧姓八神、現、御子神はやては、母親になってやると言い出したのである。
自身も、つい最近、検査で、最愛の夫、龍臣との間に、子を身籠ったことが判明し、しばらくは、茶熊学園の体育の授業は受けなくてもいいと許可を貰って、出産が終わるまでは、補修を受けることになっていたのであった。
そんなことはさて置き、以前、御子神兄妹の実母、瑞樹が渡していた物が持ていられない実技だったところを狙われてしまったというのであった。
「ホンマやったら、妹やねんけど、あっちのお義母さんも許してくれてるし、そうなやな(なんか、この子、チンクに似とるんやけど)そうや‼ なぎさ‼ 今日から、御子神なぎさや‼」
「なぎさ、うん、ありがとうございます。」
「それに敬語はいらんで」
「お義母さん‼」
はやては名前が無いと困るので、とりあえず、内心、元部下になんとなく似ていると思いながら、疾風と言う風に由来することで、凪を文字って、なぎさと命名したのであった。
「ラウラ・ボーデヴィッヒ」だった少女は、喜んでいたのであった。
「さてと、ん?」
「どうかしたのか? ‼ しっかりするんだ‼ とりあえず、家に運ぶぞ‼」
「はい、大将‼」
此処は妖怪と人間が暮らしている片田舎「野井原」という場所で、鬼斬り役十二家がひとつ、第六位に位置する、光渡しと言う所謂、エステル達が使える、「シャープネス」のような術なのだが、今では、龍華がセフィロスのような怨霊を打ち倒す際に使った、大魔術、セイバー曰く「固有結界」に分類される「
村まで買い出しに行っていた帰りに光の小舟を見つけたらしく、それが、自宅に向かっているではないかというので、急いで追いかけて行ったのであったというのが真相だったのである。
このままほって置いたら、妖怪に何されるか溜まったもんじゃないので、家まで運ぶことにしたのであった。