新たな人生を天照大御神の剣心によって歩むことになった岸辺颯太は茶熊学園転入初日から迷子になってしまった所に先輩になる、フランとザックに助けてもらって、無事に学長室に到着し、中に入ることにしたのであった。
「失礼します‼」
「よくぞ来てくれましたね、待っていましたよ、岸辺颯太君、わたしがこの茶熊学園、学長のカムイです、こっちが」
「生徒会会長代理をしている、ゲオルグだ。気軽に先輩呼んでくれて構わない」
「。・・・・えぇっぇぇぇっぇ(゚Д゚)ノ‼ 熊がしゃべった(゚Д゚)ノ‼」
「やっぱり、こうなるんですね、岸辺颯太君、今日からこの茶熊学園の生徒として、歩んでください、在籍してもらうクラスは、イクラ組です」
「では、一緒に行き貰おう、同じクラスだしな」
「ははははい‼」
学長室に入った颯太は、茶熊学園の学長が熊だったことに開いた口が塞がらなくなってしまった上に、自分より一回り上になるゲオルグがちゃんと茶熊学園の制服を着ているのでコスプレかと思って、いたのだが、軽く頬を引っ張ると現実だとわかったので、また驚いて、絶叫してしまったのであった。
カムイは驚く颯太に危害を加えないことを言うと颯太は落ち着きを取り戻して、カムイは颯太が、ゲオルグと同じイクラ組に配属することを告げて、ゲオルグが学級員長として颯太をイクラ組の教室に案内していったのであった。
「此処が今日から君が在籍する、イクラ組だ」
「はい‼」
「それでは、オレは教室に入っている」
無事にゲオルグに案内の下、無事に所属先のイクラ組の教室に到着したので、ゲオルグが中に入って行って、合図があるまで扉の前で待つことにしたのであった。
イクラ組には、姉のように慕っている大龍と恋龍、そして、御子神夫妻に、神楽堂夫妻までいるので顔見知りがいるのは間違いないのだが、そのことを知らされてなかったので、颯太は自分が転生者であることを隠すつもりでいたのである。
「今日から、転入生がこのクラスにきま~す」
「ベル、どんな子だろう?」
「わからないですよ‼」
「それじゃあ、入ってくれるか」
「失礼します‼」
イクラ組担任生徒、ソウマが今日から一緒に勉強する転入生が来ることを説明し、ヘスティアがベルにどんな子だろうと言いだして、ベルは困っていた所で、颯太がソウマから中に入るように、指示を出して、颯太は教室に入って行ったのであった。
「それじゃ、黒板に名前書いてくれ」
「わかりました」
ソウマが入ってきた颯太に名前を黒板に書いて欲しいと言ったのであった。