超次元kurosu   作:天龍神

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茶熊学園に岸辺颯太が仲間として転入してきます、クラスはあっちです


颯太、迷子

転生して二日目を迎えた岸辺颯太はこの世界について学びたいことが多いので、引き出しに入っていたアラマキ島に飛行島から出ている飛行船に乗り込んで茶熊学園に向かったのである。

 

「此処が茶熊学園か、ボクの新しい生活が待ってるんだな」

 

「ブロロロロろ~‼」

 

「え、バイクで登校(゚Д゚)ノ‼ ここ、校則ってどうなってるんだろう?」

 

「ねぇ、誰~、エシリアって言うんだ~」

 

「え~と、ボクは岸辺颯太、よろしく」

 

「颯太‼」

 

「行っちゃった、とりあえず、校長先生に話を聞きに行かないと」

 

無事に茶熊学園の校門に辿り着いた颯太は自分が通っていた学校と見比べていたのだが、そこに、バイクに跨った不幸を奪う天使ライダー、ガレアがサングラスを掛けて校門を走り抜けて行ってしまったのを見た颯太はバイク通学が大丈夫なことに驚いてまった所に、ピンクの髪をツインテールに結っている少女、エシリアと遭遇した颯太はお互い自己紹介をして、エシリアが行ってしまったので、颯太は学長室に歩みを進めたのであった。

 

「困ったな、完全に迷子だな」

 

「ザック、ちゃんと貯金はするでござるよ‼ ?」

 

「わかってるって、どうしたフラン?」

 

「この学校って、どうなってるんだ?」

 

「そこでなにしているでござる、両手を上げて、大人しくするでござる‼」

 

「フラン違うだろ‼ なんだ、迷子か、何処に行きたいんだ?」

 

「校長室です・・・・」

 

「校長? あ、学長室か、こっちだ、ついて来い」

 

茶熊学園の中に入った颯太は通っていた地球の校舎と違ってどこに何があるかといった展開図がなかったので迷子に陥ってしまったのであった。

 

途方に暮れていた所で、先輩になる、フランとザックが颯太を見つけてくれたまでは良かったのだが、フランが、颯太を不審者と勘違いしてしまい、小太刀を抜刀して、颯太を羽交い絞めにして、小太刀を喉元に突きつけしまったので、ザックがフランに颯太が不審者ではないことを教えて、危うくもう一回死ぬことになる羽目になりかけたのであった。

 

ザックが颯太が迷子になっていたことに気が付いて、フランと一緒に学長室に案内してもらうことになったのである。

 

「此処が、学長室だ、またなんか、困ったことがあったらいえや、オレ、軽音部部長のザック」

 

「ラクロス部のフランでござる~ボンジョルノ~」

 

「ボクは、岸辺颯太です、ここに転入しに来ました」

 

「颯太だな、じゃあな」

 

「さて、先輩たちもいい人だったし」

 

ザックとフランに学長室まで案内してもらった颯太はお互い自己紹介をして、別れて学長室に入ることになったのであった。


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