ブロンシュテイン島、クライムシンク要塞のヴリドラとの戦いを終えて、ハーヴェイ達と別れた龍美達はフラクシナスに戻って、報告書を作成していたのであった。
「これで完了‼」
「みんな、お疲れ様‼」
「日本語って、難しいなぁ」
「これで報告書は完成だよ」
リィン達は日本では、漢字・カタカナ・ひらがな・アルファベットなどを用いて書くことに慣れていなかったので、龍美達が中心にリィン達にン日本の報告書の記載し方を教えていたのであった。
龍美達はなれていたのですらすらとワープロ打ちで報告書を記載して、印刷機でコピー用紙にコピーして、束ねて、天界へ提出したのであった。
「リィン、初めてのボク達の仕事を手伝ってみた感想は?」
「何というか、型破りなんですが」
「言っておくけど、こんなじゃないよ、茶熊学園のみんなはもっとすごい依頼を受けてるしね」
「リィン、キミも精進したまえ‼」
「はい・・・」
龍美はリィンに今回の仕事をしてみた感想を質問し、リィンはあまりの想像を絶する仕事内容だったことを述べたのであった。
そこに笑顔でほかの依頼を受けて帰って来たアンゼリカがリィンに頑張って精進しろと言い残して去っていったのであった。
「アンちゃん、多分、ファラといつも特訓してたしね」
「素手で火が熾せる・・・」
「あの集団、どんな特訓していたんだ?」
「特に何もやっていないようですよ」
「なんだろう、オレ達が超えられない物を持っているのか」
龍月がアンゼリカがアドリビトム組の武闘家達と片っ端から(特に女性陣)を相手に特訓をしていることを、リィン達に教えて、アドリビトム組のメンバー全員が恐ろしいほど強いので何か特別なことをしているのかと思っていたのだが、そこに学校が終わってやってきた龍音に自分達と変わらない稽古内容であると答えたのであった。
リィン達は自分達があまりにも小さな存在であったことに落胆していたのであった。
井の中の蛙大海を知らずと言うことを目の当たりにしていたのであった。
「あら、ちょうど、寮に帰るの?」
「そうだけど、お母さん」
「今晩、付き合ってくれるかしら?」
「門限までには帰れるかな」
龍美達が寮に戻ろうといしていた所に、剣心と明がやって来て、今晩付き合ってほしい所があると言い、龍美達はちゃんと学園の門限までには戻れるか心配していたのであった。
「お母さん?」
「あら、この前の文化祭依頼ね」
「まさか、覚えてないのね、二人とも」
「うん」
マキアスとユーシスは龍美達が目の前の同年代に見える女性におかあさんと言っていたので、目が点になってしまったので、剣心が文化祭であっているというと、二人の様子を見ていた成留は呆れてしまったのであった。