無事にクレスと瑠美奈はチェスター・バークライトと合流することが出来て、チェスター・バークライトの実妹のアーミィ・バークライトもラタトスクで無事に保護されていたので、
「お兄ちゃん」
「アーミィ‼」
「よかったな」
「このおじさんが此処に連れて来てくれたんだよ」
「悪いがこれでも二十五なんだがな(一回死んでるが)」
兄妹の再会を傍から見ていたアンジールはアーミィから見たら十分のおじさんなのは自覚していたので気にはしなかったのであった。
一方その頃、龍姫達はと言うと今日の授業が全て終わったのでカバンを持って昇降口で安全靴に履きかえてフラクシナスの自室で戦闘服に着替えたのであった。
そうとは知らずに入れ違いになってしまったシングとコハクは
「俺達、龍姫に会いたいんだけど?」
「龍姫? あ、二年四組の鳴流神龍姫か、それならさっき帰ったぞ」
「ありがとうございました、シング、急いで戻ろう」
「急ごう‼」
「(何だよ、彼氏持ちか・・・)」
都立来禅高校の男子生徒に龍姫達はと質問したようで、男子生徒からは数分前に帰ったと言われたので急いでフラクシナスに戻ることにしてお礼を言い、その場を立ち去ったのであった。
男子生徒はコハクにアプローチを仕掛けようとしたがシングの事を恋人だと勘違いしていたのであった。
「今帰りました‼」
「別に学業を優先してくれてもいいのだが」
「なぁ、クレスが先言ってた龍姫って、奴か? 俺はチェスター・バークライト」
「流星の絆の大将、鳴流神龍姫、よろしく」
「そう言えば、クリスと星也の姿が見えないけど?」
黒いロングジャケットに露出がない服装で胸の隆起が着痩せする体質と身に着けている服で全くと言っていいほどないのとボクと言う一人称を聞いてチェスターは龍姫達が男だと思っていたが教える理由がない龍姫はそのまま自己紹介をしたのである。
もちろんあの白い十字キーの髪飾りは頭の両側面に着けているのである。
龍姫はクリスと星也の姿が見えないことに気が付いて尋ねたら、
「あ、クリスは星也のルームメイトになったから自分の荷物を持って行ったわ」
「星也って誰だ?」
「そうだったね、星也は、アドリビトムの新しい仲間だよ」
「サンキュー、あとであいさつしねぇと」
「それじゃあ、ボク達が様子を見に行ってきます‼」
アンジェが超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌの小さな教会の星也ルームメイトになったので自分の荷物を持ってそこに向かったと教えたのである。
チェスターはあとで自己紹介をすることにしてクレスにフラクシナスを案内してもらうことにしたのであった。
龍姫は星也とクリスの様子を見に行くことにしたのであった。