超神次元ゲイムギョウ界の教祖であるが実質的には人間による人間のための国営を掲げている天界の次元武偵の龍美の秘書である式神瑠美奈はクレスに親友で幼馴染みを迎えに行くのに同行してほしいと頼まれて一緒にコンフェイト大森林に向かったのであった。
「魔神剣‼」
「虎牙破斬‼」
「瑠美奈もやるね‼ 誰に剣を習ったんだ?」
「龍美のじっちゃん」
「ボクも会ってみたいな、龍美のお爺さんに」
森の道を魔物を倒しながら突き進み、クレスは瑠美奈の日本刀を用いた舞い踊るような剣技に見惚れていたのであった。
クレスは歩きながら瑠美奈に誰に剣術を教わったのかと質問したところ、鳴流神兄妹の祖父、龍造に教わったと答えたのであった。
それを聞いたクレスは実家が剣術道場と言うこともあって、ぜひ会ってみたいと言ってクレスの親友の待ち合わせ場所に向かったのであった。
「あ、お~い‼ チェスター‼」
「クレス‼ 無事だったか、なぁ、そっちは誰だ? 俺はクレスの親友のチェスター・バークライト」
「ラタトスクの次元武偵、式神瑠美奈だ」
「瑠美奈か、女みてぇ名前だな、よろしくな‼」
「あ、よろしく、チェスター」
なんとか無事にクレスの親友の弓使いで猟師のチェスター・バークライトと合流出来たので再会を喜んでいたのである。
すぐにチェスターは瑠美奈に気づき自己紹介をして、瑠美奈も自己紹介をしたのである。
瑠美奈と言う響きを聞いてチェスターは女みたいだと言い、瑠美奈は笑い飛ばしてラタトスクの拠点の戦艦「フラクシナス」に
「そうだ、アーチェって人は一緒でないのか?」
「あいつは自分で調べたいものがあるって言って、箒で飛んでい行っちまった」
「それなら大丈夫か、それじゃあ、帰ろう」
「その前にこれなんだよ‼」
「戻ってから話すよ」
帰還しようとしたがミントからアーチェと言う少女を連れ帰って来るように言われていたことを思い出したクレスはチェスターに尋ねたらアーチェは自分で調べたいものがると言って箒で飛んで行ってしまったと言うのでクレスはどうやらアーチェに信頼を置いているようだったので、瑠美奈が起動させた転送装置「テレパイプ」でフラクシナスに転送したのであった。
「此処がフラクシナスなのか?」
「チェスター君、お帰りなさい」
「おう‼ それにしても、クレス、その服どうしたんだ?」
「実は、次元武偵の資格を取った際に、アンジールさんが着てる服を着てみたくなったんだ、で、お願いしたら、ボクのサイズのこの服を用意してくれたんだ」
「そうだったのか、似合ってるぜ、その服」
フラクシナスに到着したチェスターはあたりを見まわしていたらアンジェが出迎えてくれて、言葉を交わし、クレスがソルジャー1Stの制服を着ていることに気が付いて似合っていると答えたのであった。