大龍の型破りな秘奥義が舞子ロボットにお見舞いして、街に被害が出る前に破壊したのであった。
破壊した舞子ロボットの残骸は超神次元ゲイムギョウ界のラステイションに転送されたのであった。
そして、もう一つの問題を解決することにしたのであった。
「ベル、少しだけ、我慢してね、♫~」
「うぐっ‼」
「ベルベットの左腕がΣ(゚Д゚)」
「なくなってしまったじゃないΣ(゚Д゚)‼」
そう、ベルベットの左腕の治癒を龍美が歌い、鬼のような腕が煙の如く、実態がなくなってしまったのである。
ハルカは龍美に突っ込んだのであった。
「大丈夫‼」
「あのね~Σ(゚Д゚)‼」
「しばらくは片腕か」
「そうですね、学園に戻らないことには」
「いいわよ、片腕でも‼ 全てくらい尽くす‼」
「それと、足見せて、もう、怪我してる」
「グッΣ(゚Д゚)」
「完全に折れてるわね(^-^)」
「ジュディス、笑い事じゃないでしょ(゚Д゚)ノ」
相変わらずの龍美のマイペースぶりにハルカは突っ込んでしまい、龍美と同じく、医師免許を持っている龍月もとりあえず、学園に戻ってから本格的な治療を施す結論を出して、ベルベットをイサミが立たせたのだが、右足を引きずっていたので、龍美が診察すると、ナギークでジュディスが笑顔で骨折と判断したので、また、、ハルカが突っ込んだのであった。
「治癒術で直せばいいんじゃ?」
「それはそうなんだけど、肉体の自己治癒力が落ちるから」
「ボクが・・・」
「よっこいしょ‼」
「ちょっと‼ 自分で歩けるわよ‼」
「歩けるわけないやろ」
太陽は治癒術で治せばいいのではと言ったのだが、確かに治癒術を使えば早く治せるが、それでだと、本来持っている自己治癒力が落ちると説明し、大龍があからさまにお姫様抱っこでベルベットを抱きかかえて、旅館に帰るのであった。
キャトラはこっぴどく剣心達に叱られたのは言うまでもなかったのであった。
「修学旅行中はこの状態なんで」
「事情はわかった、ベルベットのことはわたし達に任せない‼」
「任せきい‼」
「おまえが心配だ‼」
舞子ロボットを無事に破壊して旅館に戻ってきて早々に、龍美が応急処置をベルベットに施すことにしたのであった。
と言っても完全に応急処置の域を超えた麻酔まで使った手術と言っていいほどのことを旅館で出来る範囲で施して、持っていた巻くだけで固まるギプスをベルベットの骨折している右足に巻いて、念のため、失った左腕の部分にガーゼと包帯を巻いたのであった。