超次元kurosu   作:天龍神

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京都迷宮案内Ⅲ

修学旅行を楽しんでいる茶熊学園御一行は各地の名所を観光しているのであった。

 

「行くで‼」

 

「姉さん‼」

 

「ちょっと、困ります~Σ(゚Д゚)」

 

「イエーイ‼」

 

「君達‼」

 

シエル達の隊長にして、シエルとは親友のクリームブロンドの髪をツインテールにしている、城崎結人は御子神家の女性陣とフィーとミレアムと沙夜と一緒に、頑固で貴族大嫌い、マキアスと、貴族の御曹司、ユーシスに、竜の国の団長、ゲオルグ、荒野の金獅子、オウガと言う顔ぶれの班で観光していたのであった。

 

女性陣は仲良く暴走しながら観光していたのだが、ゲオルグはマキアスとユーシスの喧嘩の仲裁に入っていたのであった。

 

そんなこんなで茶熊学園御一行は無事に、目的地の旅館に到着したのであった。

 

「ワーイ‼」

 

「やっと、宿に着いたのね」

 

「龍美達はなんであんなに元気なんだ(~_~)」

 

「アンタね~ 歳変わらないでしょ‼」

 

無事に茶熊学園御一行は全員目的地の旅館に到着したのであった。

 

到着して、部屋割りが発表されたのだが、カムイはこの際と言わんばかりに、冒険者としてのコミュニケーション力を高めるとはいえ、絶賛好評、一触即発状態のマキアスとユーシスを一緒の部屋にしていたのであった。

 

男性陣は各自自分の部屋の鍵を持って宿泊部屋に向かったのであった。

 

スキット:いい加減

 

ユーリ「あいつら、まだ、やってんのかよ」

 

ゲオルグ「どうやら、オレが知る限り、貴族と言う物に物凄い固定概念をマキアスが持っているらしい」

 

龍翔「マキアスの実家って、帝国の下町だっけ」

 

ユーリ「差し詰め、貴族に散々な目に遭ったんだろな」

 

「あの二人は、いつになったら、仲良くできるのかな?」

 

「わからないよ」

 

「あれは完全に貴族を恨んでるって顔だったで~」

 

「やはり、そう思われますか」

 

なのは達は幼馴染みで集まってマキアスとユーシスの仲をなんとかしたいと考えていたのだが、はやて曰く、あれは根本な所にマキアスの貴族への勝手な固定概念があると考えていた所に、やっぱり口では恥ずかしがっていたのだが、本心では気にいったらしくというより、生真面目な性格が露わになってしまったので、来ているのが茶熊学園の制服であることすら忘れているシズクがマキアスの貴族嫌いの発端が故郷にあるに違いないと推理していたのであった。

 

リィン達が話すはずがないので、龍美達は独自の方法でマキアスの貴族嫌いの発端を突き止めることにいしていたのであった。

 

この時すでに、また騒動が起きようとは思ってなかったのであった。

 


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