修学旅行の班別行動をしながらの目的地の旅館目指して各地に散っている茶熊学園語御一行であった。
「まさか、リィンと同じ班になるなんてね」
「おいおい、他の奴らもだっているんだぞ」
「そうだね~」
「うん‼」
リィンはバイパー達と同じ班になったらしく、バイパーが記念撮影をしてくれるので、バイパーが写真に写る際は、タイマー機能を使って撮影する方法を利用しながら、古都京都を楽しんでいたのであった。
もちろん、
「シャロン、どうして、あなたがついて来てるのよ」
「お嬢様に何かあってからでは遅いので」
「もう、あなたには、龍陽の子守りがあるでしょう!」
「はい、そのことでしたら、明様が変わってくださったので」
「おばあちゃんならしかたないか」
成留専属の戦闘メイドのシャロンも修学旅行について来てしまったらしく、成留に龍陽の面倒を見てないのかと咎められたので、シャロンだったが、明直々に孫の面倒を見ると言ってやってきたらしく、シャロンは成留の護衛に就いて来たまでと答えて呆れるしかなかった成留とリィンであった。
元退魔士のバイパーに、不老不死になったツキミ、魅了の槍使い、ジュディス、綾瀬達の姉にして魔法特価だが物理もいける、ミュゼと言う顔ぶれに、そこにシャロンと言う組み合わせだったので、護衛の戦力には十分すぎるのであった。
「どこに行く?」
「そうね、このメンバーだし」
「カフェにでも行く?」
「お茶にしたいと思ってたし、行こうか」
龍月班は太陽と月華、そして元退魔士のメアそして、ラフィセットそして、綾瀬とシノンと言うメンバーだったので、金閣寺と銀閣寺を見物した後、スマホで近くの喫茶店に向かったのであった。
「さてと、ボクは、アイスコーヒーかな」
「ラフィセットは?」
「え~と」
「んなもん、自分で決めて良いだし、怒らないし」
「これで・・・」
「まだ、自分で選ぶのは難しかったか、わたしは抹茶パフェで‼」
スマホの道案内でやってきた喫茶店の内装は古の京都に合わせた和風な内装で、ツキミがいても何の不思議でもない喫茶店で、ラフィセットと一緒に入ってきたのだが、ここは地球の京都と違い、子供でもルーンとソウルボードがある以上は冒険者として認めらるので、問題なかったので、テーブルに備え付けれる椅子に座って各々にテーブルに備え付けられているお品書きを見ながら、メニューを各自決めて店員に注文を取ってもらったのであった。
ラフィセットはまだぎこちないが、自分で指さしながら、クリームソーダを注文したのであった。