超次元kurosu   作:天龍神

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京都観光中編

結局、ユーリはお姫様と言う人物にはとことん縁があるようで、茶熊学園に入学してからは、氷の国王女、ソフィに、ドラゴン大好き竜の国の王女、エクセリアに出会ってしまったユーリにとって、厄介なことに巻き込まれるのであろうと思っていたらしく、案の定、文化祭でテロ組織と巨大クジラの智の民の屍の襲撃事件、そして、連邦VS帝国の大人気ない聖地ディルムンでの戦争と大騒動に巻き込まれているのである。

 

そして、今回の班員が、竜の国の王女、エクセリアと、ユーリ曰く、デュークといい勝負のわからずやだというイサミと言う、龍翔が欲しくなるほどのメンバーだったが、イサミが協力的なこともあって、エクセリアの子守りはなんとかなるのであった。

 

「・・・・」

 

「・・・・」

 

カスミ&ガレア「気まずい・・・」

 

「どうしたんだ、二人とも」

 

「恋龍とシエルとガイウスでよかったわ」

 

カスミ班はなんと言うか、カスミとガレアが気まずい雰囲気を出していたのだが、幸いにも、基本的に何事も動じない恋龍が同じ班だったので、恋龍が班長のカスミに変わって、班を纏めてくれるので、問題なく京都観光をしているのである。

 

フローリアが側にいてくれたことが多かったカスミはこういった班行動がどうしても苦手らしく、コミュニケーション障害を患っていたのだが、フレンドリーな性格の龍美が妹に似ていると言うだけでカスミにコミュニケーションと称して背後から抱きつくという行動をされたのが功を奏したらしくと言うより、カスミが龍美の妹分的な存在になってしまったということで、龍美を介して歳が近いシエルにナナとも友達になれたのであった。

 

大龍は夏が待ち遠しらしく、インヘルミナとの対談でカスミの水着姿は最高だとインヘルミナが発言してしまったので、カスミは大龍とその妹、武龍、そして、その二人の義姉、はやてを敵視し始めてしまったのだが、そんなことお構いなしに、大龍とはやてはあの手この手でカスミにアプローチを仕掛けているのであった。

 

アリシア&マール「ワーイ(((o(*゚▽゚*)o)))」

 

「コラ‼」

 

「楽しいねぇ」

 

「ジュードもなんとかしないさいよ<`~´>‼」

 

「楽しそうで、いいじゃないですか」

 

「アンタ達は(´・ω・`)」

 

ハルカが班長を務める班は史上最強の精神年齢五才の27歳児のアリシアと同じくらい天真爛漫なマールを含めた班だったので、班長のハルカはきりきり舞いになってしまったのだが、ジュードはこういったことには慣れているようで、エマと一緒に見守っていたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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