超次元kurosu   作:天龍神

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京都にて

茶熊学園は京都に修学旅行にやってきて、くじ引きによって班別に分かれて、目的地の旅館目指しながらの観光を楽しむことになったのであった。

 

「あの~龍美様、早く、わたしの服を元に戻してくださりませんか‼」

 

「別に、恥ずかしがることないんじゃないですか(^_-)-☆ それに、それで恥ずかしがるなら、フェイトお姉ちゃん達はどうなるんですか(゚Д゚)ノベシ‼」

 

「そういえば、シズクさんとは歳、変わりませんよね」

 

龍美は恋人の瑠美奈とは別の班になったらしく、班員が、生真面目な酒呑童子に呪いをかけられたが、龍美に解呪された生真面目なシズク・龍美の義姉にして、元時空管理局官僚の金色の閃光また疾風迅雷という異名を持っているフェイト・この班最年少のフェニックスと融合された少女、ミレイユと言う異色な組み合わせな女性陣なのだが、シズクが歳を気にしているので、いつものレディーススーツを着ていたので、学生には見えなかったので、龍美は予め、勇龍達に頼んでいつの間にか手に入れたシズクの服のサイズの情報を渡して作らせた茶熊学園の制服をシズクにインテリジェントデバイスを美けてリライズしてしまい、今はシズクもいつものリボンを付けた女子茶熊学園生の服装になっているのである。

 

シズクは体をくねくねしながら恥ずかしがっていたのだが、シズクと歳が近い綾瀬達や目の前にいるフェイトも同じ茶熊学園の高等部の女子制服を着用しているので、なぜはずがしがるのかわからなかった龍美は楽しんでいたのであった。

 

「カロルちゃん‼ ナンちゃん‼ ヨシュアちゃん 綺凛ちゃん‼」

 

「あのさ、エシリア、ちゃん付で呼ばないでいいよ‼」

 

カロルはなぜか年齢が近い者同士での班で行動することになってしまったらしく、凛々の明星の首領だが、こういったまとめ役には向いてなかったらしく、エシリアの好奇心旺盛な行動に付いて行くのがやっとであった。

 

「で、結局、姫様の面倒は見ることになるんだよな」

 

「ユーリ殿は、以前、自国の皇族、エステリーゼ様と旅をしていたとお聞きしましたが」

 

「わたしのことをエステリーゼ様だと思ってくれていいですよ」

 

「前から、そういうつもりでいるんだが?」

 

ユーリはどう言うわけかお姫様とは縁があるようで、エステルの次は竜の国の王女、エクセリアの面倒を見ることになったのであった。

 

イサミも同じ班になったので、護衛は問題なかったのだが、ユーリにとってお姫様と言うと、世間知らずのおてんば娘と言う印象があったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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