超次元kurosu   作:天龍神

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大龍の幽体離脱

カズノコ組の修学旅行が計画している頃、イクラ組はと言うと、大龍が幽体離脱を引き起こしていること以外は平常運転を行っているのであった。

 

「おい、あの幽霊、大丈夫か?」

 

「あ、いつも通りだな、大龍は、言って日数、女子とじゃれないとしばらく幽体離脱する」

 

「ぐへへっへ(^-^)」

 

「あの~大丈夫ではないのでは?」

 

「エクセリア、ちょっと、大龍の魂を戻すの手伝ってくれ」

 

「あ、ハイ‼」

 

「貴様、姫をどうするつもりだ‼」

 

イクラ組のソウマが教室を浮遊してる幽体離脱してしまった大龍の魂を戻した方がいいのではないかと、エマも言ってきたので、恋龍は唯一の大龍の魂を肉体に戻す方法を知っているので、エクセリアが適正らしく、ゲオルグが恋龍に主をどうするのかと言い出したのである。

 

「こうすれば、大龍の魂を肉体に戻せる」

 

「え、キャ‼」

 

恋龍はエクセリアを大龍の肉体の側で連れて行き、恋龍はエクセリアの胸を大龍の手で触らせたのであった。

 

その瞬間、

 

「うへへへへ(>_<)‼」

 

「きゃ~(/・ω・)/‼」

 

「良し、これで一安心だな、修学旅行の計画でもするか」

 

ゲオルグ&ソウマ「どこが‼ 大丈夫だ~(゚Д゚)ノ‼」

 

「なるほど、恋龍は、エクセリアを生贄に捧げたのだな(^-^)」

 

「綾瀬、それは違うと思うわよ(゚Д゚)ノ」

 

幽体離脱していた大龍の魂は肉体に戻り、あんだけ意気消沈していたのが嘘のように元気になってエクセリアを抱き寄せていたのであった。

 

恋龍は何事もなかったかのように修学旅行の計画に取り掛かったので、ゲオルグとソウマが一緒に突っ込んだのであった。

 

「ベルベットとラフィセットは修学旅行どんなのにしたい?」

 

「どんなのって言われても、無事に生きて帰ることかしら?」

 

「自分もわかりません」

 

「ごめん、聞いたわたしが悪かったわ」

 

ハルカはベルベットとラフィセットにどのような修学旅行をしたいのかと質問したのだが、ベルベットは生きて帰ること、ラフィセットはまだ自分でどのような修学旅行をしたいのかと考えていなかったので、ハルカは逆に謝ってしまったのであった。

 

「ベル、その腕、言いたくないなら言わなくてもいいけど、もうとっくに治ってるわよね?」

 

「これか、確かに、本当ならば、とっくに治ってるわよ、どうかした?」

 

「なんとなく気になったのよ、わたし、龍美達ほどじゃないけど、白魔術が使えるから」

 

「白魔術? 治癒術のことね、無理ね、この腕は、ハルカの白魔術如きでは治らない」

 

「わかったわ、もしその腕が痛むなら、言いなさいよ」

 

「(そうね、いつまでもこの状態のままはおかしいわね)」

 

ハルカはベルベットのギプスが手先から肩までグルグル巻きにされている左腕を見て、とっくに完治していることに気付いたので尋ねてしまったのである。

 

ベルベットはためらうようにハルカに応えて、ハルカが立ち去ったのを見届けて、窓から空を見あげたのであった。

 


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