精神年齢五才の27歳児にして、フェイトの姉にして、龍翔の妻である、アリシアの無知によるエシリアといい勝負ができるほどの好奇心旺盛な行動に年下だがカズノコ組の担任生徒である、クライヴでは手に負えないので、夫の龍翔とその妹、龍美が修学旅行についてあれこれとアリシアに教えていたのであった。
「ありがとう、龍ちゃ~ん‼」
「オレは、ユーリだ、アンタの旦那はあっちだ(゚Д゚)ノ‼」
「ぶ~‼」
「済まない、ユーリ」
「仕方ないよね、龍翔とユーリって雰囲気が似てるし、髪色までそっくりだしね(*´ω`*)」
「フェイトちゃんも修学旅行、楽しもうね(^_-)-☆」
「カスミ、フローリアいないから、寂しいの?」
「違うわよ‼」
アリシアは修学旅行についてどうやらわかったのだが、運悪く同じ黒髪で背丈が似ているユーリと龍翔を間違え出したので、ユーリが龍翔は向こうだと言い、アリシアは拗ねていたのであった。
フェイトとなのはが幼馴染み同士で仲良くしている所を、カスミが羨ましそうに見ていたので、龍美が、フローリアがいないので寂しいのかと話しかけたのだが、カスミは否定したのであった。
どうやらカスミは所謂、ツンデレなご様子だったのである。
それもフレンドリーな性格の龍美にかかれば、
「カスミ‼」
「ちょっと‼」
「もう、素直じゃないんだから(^_-)-☆」
「うふふ、カスミちゃん、前より、丸くなったね(^_-)-☆」
「そうですね」
カスミのツンデレすら逆手に取ってしまうほどの力量も妹同様に持ち合わせてしまっているので、すぐにツンデレのカスミですら打ち解けるほどで、昔馴染みのアリサもすぐにカスミと読書のことで意気投合したりと気が合うようになったのである。
シエルとナナもすぐにカズノコ組の面々に打ち解けているので、転入したての、二組の夫婦とも仲良くなったのであった。
スキット:夫婦とは
ナナ「そういえば、龍翔さんて、いくつなんですか?」
龍翔「今年で22歳だな、ユーリと同窓生になるからな」
シエル「ということは」
アリサ「ギルと同い年にして」
カスミ「重婚してるのね(゚Д゚)ノ」
龍翔「まぁ、オレは簡単に言えば、ガレアと似てる種族だしな」
クライヴ「どうやったら、女性と仲良くできるんだ?」
龍翔「そんなの気づいたら、一緒になってたからな~、クライヴだと、ソフィ辺りがいいんじゃないか?」
クライヴ「それが、ソフィは何か思い詰めているようなんだ」
空龍「たしか、事故でお兄さん、亡くなったって記録があったな」
クライヴ「もしかして」
ユーリ「間違いねぇ、フレンに会った時、あいつ、驚いてたしな」