超次元kurosu   作:天龍神

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いざ、茶熊学園へ

超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌの鳴流神家では、釈放されたプレシア・テスタロッサとリンディ・ハラウオンが孫二人を目の前に顔がにやけていたのである。

 

そして、フェイトとアリシア、そして龍翔の茶熊学園への転入が決まったのであった。

 

「実は、茶熊学園は全寮制なんだけど」

 

プレシア&リンディ「大丈夫よ、問題ないわ‼ 行きなさい‼」

 

「うん、行ってきます」

 

「やれやれ、先が思いやられるわね(*´ω`*)」

 

「そうですわね(*´ω`*)」

 

「母さん(/・ω・)/‼ それとくえすさん(/・ω・)/‼」

 

フェイトが、精神年齢五才の五つ上なので実質二七歳の姉、アリシアが黙々と転入の準備をしているのをよそに、母二人に、茶熊学園が全寮制であることを説明したら、どや顔で、どこぞのゲームよろしく、「大丈夫、問題ない」と言って、孫三人の面倒を引き受けたのであった。

 

そこに、剣心と、龍翔からすればひいおばあちゃんになる肉体年齢は十代後半だが、実年齢は、とっくに、八十を超えている神宮寺くえすが立っており二人そろってため息を吐いていたのであった。

 

「それじゃあ、行ってきます!」

 

「休みの日はちゃんとお店を手伝いなさいよ‼」

 

「は~い‼」

 

「冬龍?」

 

「あの子なら、ヴィヴィオと一緒に行っちゃったわよ」

 

「流石、将来、鬼斬り役になる心構えが出来てる玄孫ですわ‼」

 

プレシア&リンディ「違うわよ‼‼ 冬龍は時空管理局(科学者)になるのよ(゚Д゚)ノ‼」

 

「そういえば、冬龍は、次元武偵の資格、取ったって言ってたわね」

 

プレシア&リンディ「何ですって(゚Д゚)ノ<なんだと~」

 

龍翔は恥ずかしながらも茶熊学園の男子制服をカバンに入れて、五才で一回死んでいたのでこれが初めての学校になるアリシアはやっぱり半分母親としての自覚はあるのだが、精神年齢が五才と相まってゲオルグと同い年とは思えないくらいにカバンに荷物を詰めていた顔が笑顔だったのに対し、フェイトは疾風迅雷とは思えないほどの恥ずかしがり屋だったのか、茶熊学園の女子制服を着ている自分を想像して顔を赤くしていたのであった。

 

それを母三人とひいおばあちゃんが送り出したのであった。

 

ふと、冬龍が居なかったことに気付いたリンディだったが、剣心がさっき、ヴィヴィオが冬龍を迎えに来て、遊びに行ったことを伝えて、くえすが鬼斬り役の使命を果たしに行ったのだと言い、プレシア&リンディが張り合っている所に、剣心が、冬龍は一週間前にとっくに次元武偵のライセンスを取得してしまったと告げるとプレシア&リンディの犬猿の仲コンビが仲良く叫んだのであった。

 


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