無事に空龍&なのは夫妻が茶熊学園へ転入して早々の体育の授業で男子代表で空龍がナイトハルトとの一騎討ちでの実戦形式の模擬戦をやると羽目になってしまい、茶熊学園の体育の授業内容をこなしていれば、簡単にできる内容でも、ナイトハルトは、自分より17も下のマールとカロルすら負けるという帝国軍少佐(笑)始まって以来の面目丸つぶれを味わったらしく、よりにもよって元時空管理局官僚にして、龍月の実兄で、二児の父親である、獅子神家、長男、獅子神空龍を相手に選んでしまい、自身の固定概念が招いた過ちに気付かなかったナイトハルトは、開始一秒で空龍のボディーブローで撃沈したのであった。
そして、茶熊学園の男子一同が合掌して、念仏を唱えていたのであった。
「空龍、時空管理局官僚だったんだろ?」
「そうだな、模擬戦用のガチェットでも召喚するか」
「ぴ~」
「なるほど、おりゃ‼」
「オウガの攻撃がかわされた‼」
「なるほど、このからくり人形を破壊するのですね」
「そうです、では、はじめ、あ、言っておくけど、そのガチェット、相手の動きを予測するからな~」
リィン達「そういうことは先に言ってください<`~´>‼」
「おまえら、無駄口叩けるんなら問題ないな!(^^)!」
「どうした? おまえら、まだいけるだろ‼」
ナイトハルトは、空龍に叩きのめされたことがショックで武道場の壁に向かって体育座りをして落ち込んでしまったので、時空管理局官僚にして教官だった経験がある空龍が燃え尽きてしまったナイトハルトの代役で、時空管理局時代に、訓練でやっていたリンカーコアがなくても行える、俵型のガチェットを呼び出して、備品が壊れないように結界を張って、空間を変えて、全員が戦う構えをし、オウガが拳で正拳突きを繰り出したがあっさり俵型のガチェットにかわされたので、空龍がネタばらしで、召喚した俵型のガチェットが相手の動きを予測して攻撃をかわすという機能が搭載していることをあかしたのだが、リィン達が一斉につっこんだが、そんなことお構いなしに、他の茶熊学園の男子はガチェットにいかに攻撃を当てるか模索していたのであった。
リィン達一行は他のメンバーに付いて行くのがやっとか、その場で倒れ込むんでしまうものまで出始めたので、ユーリが渇を入れたのだが、どうやらリィン達は己の限界を思い知って立ち直れない様子であったのである。
そんなこんなで、男子一同の体育の授業が終わりを告げるのであった。