茶熊学園への転入を果たし空龍となのは夫妻は、まさか、娘と妹と同じカズノコ組に配属されてしまったのであった。
もちろん教室内はユーリとカスミとジュディス以外が大パニックに陥っており、エシリアは扉のルーンで瞬間移動してしまったりと、てんやわんやな状況になってしまい、担任生徒のクライヴは事態の収拾を行っていたのであった。
「こら~みんな~席に就いて、そして、エシリア」
「あれ~?」
「流石だな、龍美は」
「多分、フェイトさんとアリシアさんも来ると思うよ」
「だろうな(´・ω・`)」
クライヴがきりきり舞いになっていたので、龍美が超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ次元武偵本部長の手腕を発揮して、大パニックになっていたカズノコ組を大人しくさせてしまったのであった。
もちろんエシリアも転送させられてきて、無事にカズノコ組は全員出席したのであった。
大パニック真っ只中と言うのに全く動じなかったユーリとジュディスとカスミは立て続けにフェイトとアリシア達も来るだろうと呆れるしかなかったのであった。
「そういえば、龍陽は?」
「シャロン・クルーガーさんが見てくれてるって」
「シャロンが・・・」
「あの人なら問題ないよ」
「一応さぁ~、ランスの奴に見張らせてるから問題ねぇ」
「太陽」
「はい、お母さん‼」
「大丈夫かしら?」
「空龍、後でいいから、いいお付き合いができるのか、教えてくれΣ(゚Д゚)‼」
龍月は甥っ子の龍陽はと義姉のなのはに質問し、ラインフォルト家のメイドのシャロン・クルーガーが面倒を見てくれるというので、龍月は安心していいと言って、太陽が英霊ランスロットに陰ながら見守るように命令を出していたと義母なのはに明かして、なのはに注意されたことで、時空管理局官僚時代、エース・オブ・エースと白き魔王と称えられたことを叔母たちから聞いていたので、背筋が凍り付いてしまい、甲高い声で話してしまったのであった。
そんなこんなで、茶熊学園に、漆黒龍魔王と黒龍武将がやってきたのであった。
「出産後すぐはいきなりは激しいことは無理ですから、今日は水泳であります」
「なのはって泳げなかったんじゃなかったけ、綾瀬と一緒で」
「そうでありますか、大丈夫であります」
「水死させたら、命はないのは事実だけどね」
「ジュディス、あなたって人は」
体育の授業が行われているのだが女子は水泳を行うようで、大龍の目が異様な視線を送っていたのであった。
なのはが出産後と言うこともあって、水泳部のカモメが就くことになったのであった。