空龍となのは夫妻がティナ達に背中を押される形で、茶熊学園への転入を決意したのだが、フェイトのお産が始まったと言う知らせが入ったので、すぐに天界の病院の産婦人科に向かったのであった。
「なな、なのはさん‼」
「ダメですよ、走っちゃ‼」
「う、ごめん、けど・・・」
「おぎゃ~‼」
「もう‼」
「ったく、姉さんが言ってた通りだな」
「ティナちゃ~ん‼」
「ゲッ((+_+)) 兄さん、こんなとこで何やってんだよ‼」
「何って、オレ達もおまえと一緒だよ‼」
「おいおい、龍陽がへんな育ち方しちまうよ(゚Д゚)ノ‼」
天界の産婦人科に到着した空龍となのは夫妻は、先に着いていた龍姫達と合流したが、出産して間もないのに走っていたなのはを注意したのであった。
空龍がおんぶしていた龍陽が泣きだしたので、あやしていたら、ヴィンセントが部下を率いてやってきたので、ブラッドがヴィンセントに何しに来たのかと聞いたのだが、ヴィンセントもどうやらブラッドと同じことを考えていたようで、一緒に子供達の面倒を見ると申し出たのであった。
ブラッドは先行きを心配だと言ったのであった。
「ひひ~ふ~」
「フェイト、しっかりするんだ」
「アリシアも‼」
分娩室ではフェイトとアリシアが今にも出産すると言った苦しそうな表情で出産を行っていたのである。
分娩室に搬送されて、二時間が経ったのであった。
そして、ついに、
「おぎゃ~おぎゃ~」
「母子ともに命の別状はないわよ、それと、産まれたのは綺麗に、男の子と女の子ね」
「男の子方は、龍翔みたいな子になるじゃないかしら?」
「で、女の子の方が、フェイトみてぇ~な、おてんば娘ってか」
「そうね」
新たな命が誕生したのであった。
産まれたばかりなので、赤ん坊は新生児治療室に搬送されたのであった。
出産を終えたフェイトとアリシアは疲れたので、病室ですやすやといびきをかきながら寝てしまったのであった。
「お兄ちゃん、今日はこれで帰るけど」
「ああ、龍美達も元気でな」
「あう‼」
「龍陽も、元気でね」
出産を終えて疲れたので、後日会うことにして、解散することにしたのであった。
「将来、あの子達は仲良くできるよね」
「それはどうだろうか、あの子達次第だな、こればかりは」
空龍となのは夫妻は将来我が子達が仲良くしながら楽しく育ってくれることを話しながら超神次元ゲイムギョウ界への帰り道をフラクシナス内の通路を歩ていたのであった。
無事に、フェイトとアリシアの出産が終えたのであった。