超次元kurosu   作:天龍神

432 / 557
閃弓剣士

龍美が槍と弓と斧とハンマーより愛用している日本刀は、馬上で使うことが多かった「太刀」と、徒戦と言われる歩兵戦で用いられ、刃を上向きに帯刀する「打刀」と言う二種類で区別されていることをラウラ達に教えて、アリサ(閃)が龍美達に剣術を教えてもらうことになったのであった。

 

そんなこんなで、入浴を終えて、夕飯を食べに行くことにしたのであった。

 

スキット:太刀と打刀

 

アリサ(閃)「それにしても、リィンったら、扱いが難しいって言ってたけど」

 

ラウラ「うむ、それは太刀が刃が下向きで、尚且つ、馬に乗って戦うように作られた物だったとは」

 

フィー「リィンより」

 

ミレアム「龍美達の方が八葉一刀流が出来るよね」

 

エマ「リィンさんの立場が」

 

ジュディス「丸つぶれね」

 

「それじゃあ、明日から、猛特訓だよ‼」

 

「やってやるわよ‼」

 

「もしかすると、リィン殿より強くなったりするでござるな!(^^)!」

 

「イサミさんだって、弓使ってるけど、剣道部だもんな」

 

「そうだ‼ お願いあるだけど、閃翔って言いづらいし、あだ名を名乗ったら」

 

「ナナ様、それは明暗です‼」

 

「ちょっと‼ 確かに、二人のアリサが居るからって」

 

「そうね、わたしもお願いしようかしら?」

 

茶熊学園の食堂「銀鮭カフェテリア」での夕飯をみんなで作って食べていたのである。

 

もちろん、ライフォルト家のメイドのシャロン・クルーガーも手伝っての夕食作りになったのである。

 

やはり剣術以外滅多に矢ってことのないラウラがアーチェといい勝負が出来るほどで、こんにゃくだけで、劇薬を作ってしまったのと、大剣を得物にしていたのだが、それ以外の刃物を扱うだけで、プラチック製の抗菌まな板が一刀両断されてしまったと言う惨状になってしまったので、ラウラに龍美達が料理を教えると言うことで、テーブルで、フィーたちの面倒を見てもらうことになったのであった。

 

そんなこんなで、出来上がった料理、アラマキ島に由来して、焼き鮭御前が完成したのであった。

 

男子達も料理を手伝ってくれていたのはいいのだが、マキアスの貴族嫌いが発症してしまったが、ゲオルグがマキアスを連れだしてくれたおかげで事なきを得て、出来た料理を堪能していたのであった。

 

アリサ(閃)に龍美がラクロス部の部活と並行しながらの、天然理心流の特訓を明日の朝から始めることになったのであった。

 

アリサ(閃)と同じラクロス部であるフランはアリサ(閃)が剣術を修得してしまったら、リィンより強くなってしまうのではないかと言い、ザックもイサミが弓と剣を使えることを思いだしていたのであった。

 

ナナが、唐突にアリサが二人いるので呼びやすい仇名を考えようかと提案したので、アリサ(G)がそれは良い提案だと言って仇名をもう一度決め直すことにしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。