超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌの街中で老若男女にコスプレしていると勘違いされ身動きが取れなくなっていたリオンは通りかかった瑠美奈によって事なきを得て教会でお茶を貰い、流星の絆のメンバー全員がソーディアンの素質を持っている可能性が出たのでシャルティエは根負けして龍姫達前でもしゃべることにしたのであった。
一方その頃、龍姫達はと言うと、現在午前中の授業が終わって学食に集まっていたのであった。
士道の両脇は龍姫と星龍が陣取り十香と折紙は士道の正面に座って、八舞姉妹は熱い視線を送り、輝龍&飛龍はその様子を微笑ましく見守っていたが、神子龍達に応援されていたのであった。
その光景に周りの男子生徒は士道に敵意を剥き出しにしていたのであった。
「取り敢えずはこのままの調子で行こう」
「焦っても仕方ない」
「そうですわね、わたくしも力になりますわ‼」
「勇龍達も総合失調症が治って、お友達が出来て良かったですね、ですが、勇龍達の隣は、お姉ちゃん達でも譲りませんので」
「真龍婭達、お願いだから学校ではメイドと言うのを忘れてね」
アドリビトムのメンバーの受け入れは問題なく順調に行っているようで龍姫達が学校に通っている間はセルシウスとミラとシノン達が請け負ってくれているのであった。
もちろん超神次元ゲイムギョウ界の教祖である龍美達も国政の合間に次元武偵の仕事をしているのであった。
もちろん国の運営もこなしながら次元武偵としての仕事をこなしているのである。
その龍美達はと言うと、書類整理を整理しながら次元武偵の仕事をしているのだが、
「龍美さん‼ 今日と言う今日は<`~´>‼」
「今日は何?」
「ですから、女神としての自覚をですね・・・」
「井の中の蛙大海を知らず、いーすんはそうやって未来に背を向けて何か変わったの?」
「イストワール、もう女神が国を治める時代は終わったのだよ」
「固まった」
相変わらずのイストワールが小言を言い出して周りの迷惑を考えずに今だに自分が教祖であると思っており、龍美のやり方に異議を唱えたが、龍美と海男は落ち着いた態度でいつまで過去の栄光に縛られているのかと諭したらイストワールはそのまま固まってしまったのである。
そう龍姫がこの世界に転生された時点で女神の地位は無く、人間の時代が舞い降りていたことに今だに気が付いていないイストワールだったのである。
ところ変わって、フラクシナスに戻っていたリオンはと言うと、
「あの世界はどうなってるんだ‼」
「昔は女神と言う役職の人が国を治めていたそうですが、その源である人の心の取り合いのあり方に疑問に思った天界が女神と言う職を撤廃し人中心に国を運営する方式にしたそうです」
「今まで馬鹿をやっていたと言うことか、普通気が付くだろう」
相棒のソーディアンのシャルティエと超神次元ゲイムギョウ界で龍美から聞いた話を纏めていたのであった。