超次元kurosu   作:天龍神

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大浴場

太陽と月華が男子寮に送られてしまったので、お風呂に誘うために迎えに来ていた龍美とカスミとフランは、龍美のスマホに興味があるようで、物珍しい視線を送っていたのであった。

 

「太陽‼ 月華‼ 迎えに来たよ‼」

 

「龍美君、太陽と月華は男子の転入生のはずだが?」

 

「ゲオルグ殿、すっかり騙されておられるな」

 

「ゲオルグさんには無理だと思うけど」

 

男子寮に到着した龍美達を茶熊学園の鬼の生徒会長のゲオルグが出迎えてくれたのだが、ゲオルグは太陽と月華が男だと思っているようで、龍美とフランに見抜けなかったことを茶化されていたのであった。

 

「ゲオ、ちょっと行ってくるわ~」

 

「許さんぞ‼」

 

「いい加減に分かれ‼」

 

「待たんか‼」

 

太陽と月華がお風呂に入る用意を持って部屋から出てきたので、早速、大浴場に向かうことにしたのであった。

 

ゲオルグが追いかけてきてしまったのだが、ほったらかして大浴場に向って行ったのである。

 

そんなこんなで、無事に大浴場に到着した龍美達は大浴場に入って行ったのであった。

 

「太陽と月華は大丈夫かな?」

 

「大丈夫だろう、龍月がいるし」

 

「そうだね、龍陽も、元気に待ってるんだもんね」

 

太陽と月華達が無事に学園生活を送っているのかと心配していたなのはに、空龍が大丈夫と言うとなのはは頷いたのであった。

 

一方その頃茶熊学園の大浴場の脱衣所では、

 

「やっと、風呂に入れる」

 

「太陽と月華は、龍美達と同じ物を着用しているのね」

 

今日一日の疲れを取るために風呂に入ることにした茶熊学園の女子達だったが、太陽と月華の下着を見て、龍美達と同じサラシ型の下着にセンスエナジーを使っていたので胸がぺったんこ状態になっていたが、風呂に入ると言うので元の豊満な胸に戻ったのである。

 

それを見ていたメンバー全員は唖然としていたのであった。

 

「ふ~はぁ‼」

 

「(気持ちよさそうだね、マスター)」

 

太陽と月華は大浴場に入ると早速、掛け湯をして、入浴をしたのであった。

 

「修学旅行か、懐かしいな~」

 

「龍美様達は、修学旅行へ行って事があるのですか?」

 

「うん、地球の修学旅行で、沖縄に行ったし」

 

「沖縄ですか?」

 

「どんなところでござるか?」

 

「日本最南端の県で、飛行機で行ったんだよ」

 

「飛行船ではないのね」

 

「こっちは飛行船より速いしな」

 

大浴場では龍美達の修学旅行の話で盛り上がっていたのである。

 

特に、エシリア達は旅客機に興味があるようで、龍美達に旅客機について質問していたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 


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