無事に元気な弟が誕生した太陽と月華、そして、ヴィヴィオは大喜びだったのであった。
「そう言えば、名前は決めてるの?」
「決めてなかった(´・ω・`)」
「エステル、決めてあげたら?」
「リタ‼ では、龍陽はどうでしょう?」
「いい名前だね(^_-)-☆、龍陽」
「感謝しろよ、名付け親がテルカ・リュミレース副帝のお姫様なんだからよ」
「テルカ・リュミレースの姫?」
「クライヴいなくてよかった・・・」
産まれたばかりの我が子に名前を付けて出生届という戸籍を作るのだが、空龍は名前を考えていたかったので、名前付けがうまいエステルが実の親に変わって名付け親にリタが推薦してしまったのである。
リタに推薦されてしまったエステルはほんの数秒で、天体に由来する文字と、龍を組み合わせていい名前をひねり出して、龍陽と言う名前を授けたのである。
空龍&なのは夫妻は産まれた我が子に龍陽と言う名を気にいったのであった。
ユーリはエステルの身分を明かしながら感謝した方がいいと言った側で、カロルが、クライヴがいないことが幸いだったとほっとしていたのであった。
メンバー達は解散したのであった。
一方で部活真っ最中の綾瀬はと言うと、テニスコート外をグルグル軽く三周走った後、テニスコートでのラケットを持って素振りを百回してからの、スマッシュ・サーブなどの本格的なテニスの練習が行われるのである。
スキット:テニスの経験
メア「そう言えば、綾瀬さんは、テニスしたことあるんですか?」
綾瀬「やったことはない、魔術に瞑想が主にやっていたからな、と言うより、わたしの村にはスポーツと言う物が存在しない」
メア「物凄く、遠い田舎ですか?」
綾瀬「そうだな、普通の人間が歩いて行こうとは思わないだろうな」
メア「へぇ~、一回行ってみたい気持ちはあるんですけど」
綾瀬「そうか、歓迎してくれるだろう、イバル達が」
「今日はここまで‼」
「今日も、男子たちの目線を集めてたわね、センスエナジーを扱えるようになっても」
「別にいいじゃないか」
「綾瀬‼」
「ミュゼ(´・ω・`)」
テニス部の部活が終わったので、ジャージからいつもの制服に着替えて、女子寮に帰ることにしたのであった。
その道中で、センスエナジーで豊満なプロポーションを隠している綾瀬はテニス部レギュラーメンバーになったのであのユニフォームを着ていたので、茶熊学園の男子たちの目線を集めていたことをミュゼたちと話していたのであった。