茶熊学園の午前の授業が終わって、お昼休みで食堂で昼食を楽しんでいた頃、龍姫達、都立来禅高校もお昼休みで、昼食を取っていたのであった。
「んでさ・・・」
「アーチェの料理は、壊滅してるんだ~」
「(普通の食材を毒薬にどうやったらできるんだ(?_?))」
「食いたくねぇ~‼」
どうやら、アーチェがどんな食材を使おうが、誰が料理を教えようが、レシピを記したメモを置いて行こうが、計画性がないらしく、いつも自作しては、パナシーアボトルなどの薬が必要とするぐらい、シング曰く、毒物または劇薬が盛っているだろう言うくらいに、一口か匂いだけで卒倒し、吐き気が襲う料理が完成すると言う話題で話を咲かせていたのであった。
その話を聞いたスコールとゼルとアーヴァインはアーチェの料理は一生死んでも食べたくないと心に誓ったのであった。
もちろん、エミル達が持参しているのは、自作のお弁当で、マルタは龍姫に料理を教わったことで簡単な料理は自分で作れるようになったのである。
コハクは味噌好きなこともあって、和食全般が作れるほどの腕前になったが、基本、味噌を持参するは変わらなかったのである。
コレットもマルタと同じく龍姫達に料理を教わったので、簡単な料理は出来るようになったのである。
「しかし、ロイドが、小学生レベルとは驚いたな~」
「くっそ~‼ 言い返せねぇ(>_<)」
「(どう学んだら、あんな答えが出るんだ?)」
男子達はロイドの学力が話の話題に上がっていたのであった。
一応、転入できたのだが、遡ること数分前の午前の数学の授業で、
「え~と、ロイド、この数式、答えてみてくれ?」
「?????」
「どうした? さっきやったばかりだ」
「 ‼ 答えは3だ‼」
「・・・・」
簡単な方程式の答えを尋ねられたロイドの頭脳及び理論では到底たどり着けない答えがはじき出されてしまったらしく、数学の担任教師とその場にいた教室のクラスメイトがロイドの回答に、凍り付いてしまったのであった。
そのことをルークとゼルに大笑いされてしまい、ロイドは言い返せないことに落ち込んでしまったのであった。
「キンコ~ン♪ カンコ~ン♪」
「さてと、午後からも頑張ろう‼」
昼食を食べ終えて、話に華を咲かせていた龍姫達はお昼休みの終了のチャイムがなる前に、各自、午後からの授業の場所に到着していたのであった。
セフィロスでありノワールである存在並びに、巨大ガーゴイル討伐戦を終えた龍姫達にまた新たな騒動に巻き込まれるのであった。