超次元kurosu   作:天龍神

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太陽と月華とヴィヴィオの夜

太陽と月華と言う双子に生まれ変わったシャルロットは、早速超神次元ゲイムギョウ界のラステイションの街から歩いて、数分の場所に建てられている、実家の黒い屋根の二階建てに到着して、妹のヴィヴィオと、歳が近いが、父親にして、龍神武将の龍牙に、元時空管理局の官僚にして、良い意味の二つ名はエース・オブ・エース、またの名は、白き魔王、現在は、漆黒龍魔王と言う異名で近隣諸国に慕われている、実子を現在身籠っている身である、旧姓「高町」のなのはが電動車椅子に乗って二人と、英霊であるボクっ子少女にして、アロンタイドと言う両刃大剣を携えた龍月には敵わないが、スタイル抜群で、髪は太陽達と同じく金髪碧眼のボーイッシュな性格のランスロットを出迎えたのであった。

 

「お姉ちゃん~一緒にお風呂入ろうよ~(*^▽^*)‼」

 

「そうか、お姉ちゃんだったな、入るか(チビ達、怒ってないかな?)」

 

「マスター、孤児院の子供達は大丈夫ですよ、マスターがレクサントの王に拉致され、金儲けの象徴にされていたことは知っていたので、すぐにシャルロットは、死んだことは受け入れてくれましたと言うより、こっちの世界にいますけど?」

 

「それを先に言え‼」

 

太陽と月華は用意されていた自室に届いていた荷物から、祖母の明からの手紙を読んで痛のであった。

 

一応太陽と月華は金髪で、シャルロット時とは違い、髪が腰まで伸びて、光焔の御子だった証の、右紅左碧のオッドアイが、碧眼に統一されたのであった。

 

「太陽お姉ちゃんと月華お姉ちゃん、大きいんだね(^_-)-☆」

 

「どこ先に、洗ってるのよ~(>_<)‼」

 

「そして、なんで、デカくなってんだ(>_<)‼」

 

「マスター、幾ら、檜風呂で広いからって、ご近所に迷惑ですよ‼」

 

ヴィヴィオは姉とランスロットの四人で仲良く大浴場になっている檜風呂でお互い洗っていたのだが、ヴィヴィオがインテリジェントデバイスで大人化して背中からある部分を鷲掴みにしていたので、太陽はいつもの男口調が、なぜか、甲高い声で、風呂場で叫んでいたのであった。

 

その様子を見ていた、精霊である綾瀬とミュゼと同じく普通ならば風呂に入ると言うことは必要ないのであるのだが、ランスロットは、綾瀬達と同じく人間の生活になれるべく、一緒にお風呂に堂々とあの姿で楽しんでいたのであった。

 

「太陽、月華、茶熊学園への転入なんだが、三日後になったからな」

 

「え~」

 

「ヴィヴィオ、お姉ちゃん達も学校があるんだよ」

 

「うん、それじゃあ、これ貰ってもいい?」

 

「それって、マスターが生徒会長の時に身に着けていた、双剣」

 

「やるよ、もう光焔の御子はいないからな」

 

「うん‼ ありがとうお姉ちゃん」

 

お風呂から上がった姉妹は寝間着に着替えて、ランスロットは食事がいらない英霊だが、人間の料理に興味が出たのか、食卓に並べてられた料理をランスロットも頂くことにしたのである。

 

やはり太陽と月華は、新しい肉体になっても大食らいのは相変わらずな様子でランスロットも食べていたのであった。

 

食事が終わって、龍牙が太陽と月華の茶熊学園への転入日が三日後になったと説明し、ヴィヴィオが拗ねたが、なのはが注意して、ヴィヴィオは納得し、姉が光焔の御子と名乗っていた際に学園で使っていた双剣をヴィヴィオが受け継いだのであった。

 

 

 

 

 

 


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