超次元kurosu   作:天龍神

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学校とは

星也のルームメイトがクリスに決まり、クリスはフラクシナスに預けていた自分の荷物を運んでも貰い、超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌのこじんまりとした教会に向かっていたのであった。

 

一方その頃、龍姫達が通っている都立来禅高校に見学しに言っているシングとコハクはヒスイに尾行されているがお構いなしにシングはいつもの赤いライダースーツを着て、コハクはいつもの白いチャイナ服の様な服に身を包み、艦長のミラからもらった地図を頼りに都立来禅高校前に到着したのであった。

 

「ここが龍姫達の通っている学校か‼」

 

「ここにシングと一緒に通うんだ‼」

 

「今は授業中みたいだし、時間を置いて、来よう‼」

 

「そうだね、お兄ちゃん、いるのわかってるから一旦戻るよ」

 

「俺は認めねえからな‼」

 

「お巡りさんが来るからやめなよ‼」

 

シングとコハクは都立来禅高校の校舎内を見て授業中であることを察して、一旦戻って時間を置いてくることにして尾行していた隠れている電柱前でヒスイを拾って、仲間の所に戻ったのであった。

 

「ただいま」

 

「どうだった?」

 

「はい、男女一緒で、学年でクラスが分けられているようで、クラスで違う授業を受けていましたよ、先生もいっぱい」

 

「そうなのか、いい経験になるだろうな」

 

都立来禅高校に見学しに行ったシングとコハクがヒスイを拾ってフラクシナスに戻ってきたのでアドリビトムのリーダーのアンジェが出迎えて二人に感想を尋ねたら二人はいい経験だったと答えたのであった。

 

その場にいたアドリビトムのメンバーは頷いたのである。

 

ところ変わって、超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌに来ていたリオンはと言うと、

 

「龍音様のコスプレしてる‼」

 

「ホントだ‼ けど、龍音様より、小さい‼」

 

「龍音ちゃんの方が大きいよ」

 

「シャル、どうすればいい?」

 

「坊ちゃん、落ち着いて‼」

 

街の人に龍音のことアスナの龍女神状態のあの客員女神姿の服装にそっくりなので子供からお年寄りにコスプレをしていることになっていたのであった。

 

リオン本人は我慢しているが内心が崩壊寸前でソーディアンのシャルティエにどうすればいいのかと聞いていたのである。

 

シャルティエは流石に街中で抜刀は不味いと言って宥めていたのである。

 

「ごめんね、マグナス、行くぞ‼」

 

「おい‼ ボクをどこに連れて行く気だ‼」

 

「またね、小さな龍音様‼」

 

「マグナス、我慢だ‼」

 

ちょうどそこに瑠美奈が通りかかって敢て名字でリオンを呼んで教会に連れ帰ることにしたのであった。

 

去り際に女の子に小さい龍音と呼ばれてしまったのであった。

 

 

 


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