セフィロスはゲイムギョウ界の黒の女神とゲイムギョウ界で志半ばでこの世を去った怨霊を用いて復活を果たして、龍華はバスターソード型神機を持ち前の勇気を振り絞って刃を交えていたのである。
龍華の勝利を信じ待つことしかできない、フラクシナスで待機している仲間達そして異世界の人々が見守っている中、龍華は戦っているのであった。
「許しを請う、姿を見せてくれ(ないかしら)」
「はぁっぁ‼」
「嘘だろ(=゚ω゚)ノ‼」
「あの瓦礫が降って来る中を突き進む気か‼」
「あれが龍華の二刀流・・・」
セフィロスは龍華に絶望を送ると発言した瞬間、六尺ほどある野太刀である「正宗」を正面に構えて、横一線に薙ぎ払ってIS学園のコロシアムの管制塔の管制室がある部分を切り落としたのである。
龍華は避けるどころか、バスターソード型神機を分解し、二刀流に構えて、降ってくる瓦礫の中を突っ切ることにしたのである。
龍華のその行動を見ていたフラクシナスで待機していたロイド達は驚くしかなかったのである。
龍華は器用にバスターソード型神機と分解した麺切包丁の先端を尖らせて大きくした大剣を振るいながら降り注ぐ瓦礫の中を突き進んで行き、セフィロスと刃を交えていたのである。
瓦礫の雨を潜り抜けた龍華は元のバスターソード型神機に戻して、またセフィロスを迎え撃ったが、
「飛ばして行きますか‼ 崩龍無影剣‼」
「ふん‼」
やはり実力は、流石、ソルジャー1Stにして、英雄と評された者で、圧倒的に力の差を見せつけたのである。
龍華はオーバーリミッツLv3を発動して、冷気をもと居ながら特攻したのである。
「アンタ達はセフィロスの仲間だったんだろ? セフィロスを説得できないのかい?」
「済まない、それはもう無理だ」
「セフィロスはオレ達と一緒に戦った頃とはまるで別人だ‼」
フラクシナスで待機していたくノ一のしいなは、共に一緒に戦った仲間であるアンジールとジェネシスにセフィロスを説得するように頼んでいたが、もうセフィロスが自分達が知っているセフィロスではないとしいなに明かしたのである。
「終わりだ‼ 天を統べる魔王の剣‼ 魔王界滅刃‼」
「龍華の秘奥義‼」
龍華は隙を見せることなく、バスターソード型神機による炎を刀身に纏ませての連撃をお見舞いする秘奥義を繰り出したのだが、
「いやぁぁっぁぁ(>_<)‼」
「あの時の痛みを覚えているか(かしら)?クラウド(ユニ)」
「うっ‼」
全て捌き、最後の一撃の兜割りに合せ、そして、龍華は、クラウドと同じく正宗に串刺しにされてしまったのであった。