無事に超神次元ゲイムギョウ界の洞窟でエンシェントドラゴンを討伐に成功した星也とクリスはルドガーと別れて新たな拠点にしているラタトスクの戦艦「フラクシナス」に帰還したのであった。
「二人とも初めての異世界でのお仕事はどうだった? はい、これが今回の報酬よ‼」
「はい、ありがとうございます、新鮮な気持ちになりました」
「龍美達はいつも異世界を飛び回ってるんだね」
「そして、龍美達は国のお偉いさんか」
「はい、リオンさんがおしゃった通りです」
「ってことは、龍美達と仲良くなった方が良いってことね(¥_¥)」
「ルーティ、目がお金になってるぞ‼」
「スタン、許してやれ」
アドリビトムのリーダーで次元武偵に成ったアンジェは帰還した星也とクリスに初めての異世界での依頼の感想を聞いていたのであった。
二人とも問題なくエンシェントドラゴンを討伐することが出来て尚且つ、初めての異世界の体験で新たな発見をしてたのである。
クリスは龍美達がこうのようにしていたことに驚きを隠せないでおり、リオンがフィリアから聞いた龍美達が超神次元ゲイムギョウ界で地位が高い存在であることを言い、フィリアが頷いたところでルーティが両目がお金のマークになってしまいスタンが突っ込み、ルーティの相棒で褐色赤い髪の女性の戦士、マリーはスタンにこのままにしてやってくれと諭したのである。
「そう言えば、星也ってさっきのゲイムギョウ界の教会の部屋で一人何だよね?」
「うん、フラクシナスでも良かったんだけど、龍美さんから使ってない教会があるからって、その教会、綺麗に整備されたから」
「クリスと一緒でいいじゃない‼」
「イケません‼」
「フィリアは聖職者だったな」
クリスは星也が超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会本部から離れていない教会に一人で生活していることを思いだして、星也は龍美にフラクシナスの部屋を使わせてほしいと頼んだら、龍美はふと思いだして、超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌは三つのプラネテューヌが統合されているので綺麗に整備されているが使う機会がないかった小さな教会があることを思いだして星也にそこを使うように言って、星也はその教会で生活を送ることにしたのである。
ルーティはクリス同室でいいだろうと言ったら、神官であるフィリアが物凄い剣幕で怒鳴ったのである。
「ボクは別に構わないよ」
「え、いいの‼」
「うん、よろしくね、クリス」
「けど、ちゃんとギルドのお仕事はしてね」
「クリス、龍美達に迷惑はかけるなよ」
「はい‼ それじゃあ、行ってきます‼」
星也は記憶がないのでことの重大さ理解しておらずクリスに同室でも構わないと答えたのでクリスは自分の荷物を持って、超神次元ゲイムギョウ界の星也が寝泊まりしている教会に向かったのであった。
ベルセリアはまだかな?