巨大なガーゴイルを倒したのも束の間、アスタリスクの警察特殊部隊に包囲されてしまった、龍姫達は、ドラゴンライダー達がユーリ達を回収して、合流を果たした後、カタリア達がジェノバ細胞が入っている直方体のアタッシュケースを手に入れてしまったと情報を手に入れたので、代表して、龍華がバスターソード型神機を背負ったまま、漆黒の翼竜を召喚し、飛び乗り、カタリア達を敢てバリアジャケットw装着しいるが、なるべく周りに被害が出ない場所まで追い込むことにしたのである。
「大人しく、武器を捨て、投降しなさい‼」
「こいつら、一体、何なんだよ‼」
「早い話が、オレ達に濡れ衣着せて、捕まえる気だろ」
「それにしても、今になって此処に来たってことは」
「ああ、間違いないだろ」
地上では完全に逃げ場が無いようで、流石の念能力を持っても、ゴン達もこの包囲網を突破するのは骨が折れるらしく、メリオダス達は初めての警察相手にやる気満々と言った感じであった。
「マスター、見つけた‼」
「済まない、フェル」
「‼」
「お姉ちゃん、追い着いたよ‼」
「悪いが、おまえ達の相手をする暇はない‼」
一方で漆黒の翼竜「フェル」を召喚した龍華はバリアジャケットを装着して飛行して、ジェノバ細胞が入っているアタッシュケースを持って逃げているカタリアを尾行していたのである。
どうやら、ミッドチルダに向かっているようで、そのまま、後を追うようにフェルともに追いかけていたら、カリナ達の妨害を受けてしまったのである。
この二人に構っている暇がない龍華は背負っているバスターソード型神機を構えて、フェルで空を翔けながら、二対一と言う厳しい状況を強いられてしまったのである。
「はぁぁ‼」
「おまえ達と、遊んでる暇はない‼ 裂空斬‼」
翼竜に乗っているという状況下で戦っているにも関わらず、何も問題なく器用にバスターソード型神機を振るい、カリナ達の攻撃を捌いていたのである。
そして、二人の武器を破壊した龍華はそのままカタリアの後を追うことにしたのである。
「天界治安部隊だ‼」
「何だ‼」
「もう、おまえらは警察でも何でもない‼」
「誰の許可を得て、誰だと思っている‼」
「あれを見て、そんなこと言えるのかしら?」
「鋼一郎様、取引きは成立と言うことで」
「エピタフじゃない‼」
「アレクセイの野郎まで」
「わたしは知らない‼」
「ごめんなさい、これは事実よ」
アスタリスクの警察に包囲されてしまった龍姫達は、何とかしてこの状況を打破しようと策を練っていたら、刀藤綺凛の伯父の鋼一郎らしき人物が現れた瞬間、天界治安部隊が駆けつけてくれて、龍姫達はなんとか拮抗した状況を打破できた上に、なんと、剣心がかき集めた物証である映像が全世界に、絶賛好評放送中と言わんばかりに流されたのであった。