特地イタリカの紛争の原因を作ったゾルザル達を逮捕し、天界の治安部隊と自衛隊員の伊丹達に任せて、妹達が戦っている戦場、アスタリスクに向かったのである。
「ぐぉおお‼」
「おやおや、今度は珍しい鎧ですね(@_@)」
「話は後だぜ、ネクロマンサーさん‼」
「ご協力感謝します(お兄ちゃん‼)」
「おせーよ‼」
「わりぃな‼」
戦場とかした島、アスタリスクに到着した龍翔達を、ジェイドが出迎えたので、龍翔が相変わらずの態度で皮肉って、妹達に加勢していたのである。
「御子と‼」
「鳥さん‼」
「もう、アンタは邪魔‼」
「何故‼」
もちろんヴィヴィオ達も合流を果たしたのだが、シャルロットの鳥、トリ公は、ヴィヴィオを見るなり、光焔の御子と同じ瞳を持っていることに驚いて、シャルロット自身も、インテリジェントデバイスで空をバリアジャケットを装着し自由自在に飛び回っている所を見て驚いていたのである。
「ぐぉおお‼」
「逃がすかよ‼」
「はぁぁぁ‼」
ガーゴイルはビルより高い場所から破壊光線を放とうとしていることに気づいたユーリと綾瀬は、今いる場所からガーゴイルを追いかけるために力強く、鉄骨の足場を蹴って、跳び上がって、追いかけることにしたのである。
綾瀬は四大達を避難誘導に向かわせていたこともあって空を飛ぶことが出来なかったのである。
「<`~´>‼」
「行ってくれ‼」
「青年‼ 行っておいで‼」
「いって来い‼」
「スコール‼」
もちろん、赤髪の少年もユーリと綾瀬達の行動を見て、一緒に鉄骨の足場を力強く蹴って、飛び上がり、上の階層にいた、エルフの男性、エレサールが赤髪の少年の腕を掴んで上に放り投げて、同じく、レイヴンもユーリの腕を掴んで、上に、アルヴィンも綾瀬の腕を掴んで、アーヴァインもスコールの腕を掴んで放り投げたのである。
「ウッ‼」
「ねぇ、お母さんは?」
「ジェノバの首かが欲しい? リユニオン、正気‼?」
「お母さん、返してくれれば、済むんですよ‼」
次元武偵達がガーゴイルと戦っている頃、スバルとティアナが、銀髪赤眼の少女、カリナと、カージュとやり合っていたのだが、実力は見ての通り、雲泥の差であった。
「ユーリ‼ 行って‼」
「綾瀬‼ 頼んだよ‼」
「行け‼」
「ユーリさん達も」
「スコール‼」
ガーゴイルを追いかけてるためのリレーはまだ続いており、今度は、カロルのハンマーを足場にしたユーリを上に向かって、レイアの棒を足場にしていた綾瀬も上に押し上げて、ヌンチャクを武器にしていた、セルフィはスコールの腕を掴んで上に放り投げたのであった。