超次元kurosu   作:天龍神

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FF6の方式で行きたいと思います


エンシェントドラゴンとの対面

星也とクリスはラタトスクに保護されて星也が次元武偵に成ってからの初めての巨大魔物討伐依頼に張り切っていたのである。

 

龍美はルドガーを同行者に選択し、超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌとラステイションのちょうど間にある洞窟の最深部に潜んでいるエンシェントドラゴンを討伐する依頼を受けていたのであった。

 

怪我から復帰したクリスはルドガーと星也の援護に回っていたのである。

 

スキット:大丈夫か?

 

ルドガー「クリス、怪我が完治したとはいえ、無理はするなよ」

 

クリス「はい、それにしても、あの程度の怪我がたった二~三日で完治するなんて」

 

ルドガー「確かにな、ラタトスクの医療技術はすごいからな、それよりこの依頼を終わらすぞ」

 

クリス「はい‼」

 

「魔神剣‼」

 

「星也、初めて一緒に戦うけど、戦い慣れてるよね、虎牙破斬‼」

 

「それで程でもないけど」

 

洞窟内を道なりに進みながら襲ってくる魔物を倒しながら進んでいたのである。

 

クリスは新たに手に入れた愛刀「雪走」を龍姫が見せてくれた剣裁きを思いだしながら魔物を斬り捨てながら星也の方を見ると星也は記憶がないと言っておきながらこの前の依頼でクオイの森に行った際に戦っただけなのだが、斬り捨てて行ったのである。

 

そして、魔物は大人しくなったのか、襲ってこなくなり、先を急ぐことにしたのである。

 

それほど道に迷うはずもない一本道なので最深部に到着した星也達は、

 

「装備の確認は済んだようだな」

 

「はい‼」

 

「大丈夫です・・・」

 

「それじゃあ、行くぞ‼」

 

「ぐぉぉお‼」

 

エンシェントドラゴンが待つ、龍姫が初めてシェアの副作用で昔の自分を見失った真龍婭と勇龍と初めて会ったあの開けた場所に到着して、ルドガーは自分の装備を確認した後、星也とクリスの装備を確認するように指示を出して二人は大丈夫と答えたので、エンシェントドラゴンとご対面することにしたのであった。

 

「これがエンシェントドラゴン」

 

「ドラゴンと言っても、弱いからな」

 

「けど、油断は禁物だよ‼」

 

「ああ、星也の言う通りだな‼」

 

「ぐぉぉ‼」

 

エンシェントドラゴンとご対面を果たした星也達は攻撃を繰り出しながらエンシェントドラゴンを分析していたのである。

 

初めての異世界でのアドリビトムの仕事に星也達は生き生きとした様子で、

 

「アクアエッジ‼」

 

「サッと吹いて、サッと斬って‼ ウィンドカッター‼」

 

「星也、魔術が使えるのか‼」

 

「うん、なぜ使えるのかわからない、だけど、みんなのために戦う‼」

 

クリスはエンシェントドラゴンが火属性に耐性が有ることを見抜き、自分が修得している水属性の魔術を詠唱し発動させ、魔術が使えないルドガーは二丁拳銃に切り替えて、星也はいきなりレイヴンの詠唱を真似て魔術を発動し、それが決定打になりエンシェントドラゴンが断末魔ともに光になって消えて逝ったのであった。

 

そして星也達は討伐完了したので洞窟を出てフラクシナスに帰還したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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