超次元kurosu   作:天龍神

384 / 557
紫電と紫龍迅雷

アスタリスクに上陸早々に、蜘蛛型ガチェットの群れに遭遇し、一般市民である鳳凰星武祭を観戦しに来ていた人達の避難並びに安全の確保又は負傷者の救出を行っていたのである。

 

「マスター、ガチェットの殲滅が完了しました‼」

 

「わかった‼」

 

「ねぇ」

 

「ん? どうしたの?」

 

「綺凛と逸れた・・・探して」

 

「もちろん、そのつもりだよ‼」

 

「絶対に生きて連れてきて、さもないと」

 

「わかったから‼ ビームランチャしまってΣ(゚Д゚)‼」

 

どうやら鳳凰星武祭会場に出現したガチェットの殲滅完了したことをインテリジェントデバイス「黄龍」が教えてくれたので、龍姫はお礼を言った所に、自分より小柄で、ミレイユ位の背丈の少女が、刀藤綺凛と逸れたことを教えてくれて、連れてきてほしいと依頼していのだが、もし刀藤綺凛の命が脅かすのであれば、容赦しないと言う、意味で小柄な体型に不釣り合いなビームランチャーを実体化し、銃口を龍姫に向けてきたのである。

 

龍姫は慌てて、少女にビームランチャーをしまって欲しいと言い、少女はビームランチャーをしまって、龍姫が安全な場所に転送してあげたのである。

 

「どうしたらいいのでしょう? 完全に迷子です。 え、キャァァァァぁΣ(゚Д゚)‼」

 

「がっちゃん‼」

 

「ふへ?」

 

「ふぅ~、大丈夫? !(^^)!」

 

「あわわわ(/・ω・)/‼」

 

「落ち着いて、もう大丈夫、名前は? わたしは、鳴流神龍姫」

 

「刀藤綺凛です」

 

「よかった、あなたのことを探していたんだ~♫」

 

「それはどう言うことですか(?_?)」

 

ガチェットの襲撃で完全に迷子になってしまった薄紫色の髪をツーサイドアップ結ってる、年齢に似つかない、抜群なスタイルの持ち主の少女が日本刀片手に彷徨っていたのだが、そこに、少女目掛けて、岩盤が落下してきたのであった。

 

少女は目をつぶんでいた瞬間、岩盤が空中で浮遊していると言う光景に目を疑っており、そして、龍神化とフェイトから受け継いだ能力で金髪のメッシュが入った黒紫色のツインテールに龍の仮面を被った龍姫が立っていたのである。

 

流石にこの場にとどまる訳にはいかず、龍姫は、慣れた様子で、少女をお姫様抱っこで抱えてインテリジェントデバイスに脱出経路を調べさせて真上に飛んで会場上空に脱出したのである。

 

龍姫は、身元を知るために少女に敢て、龍神としての名ではなく、本名を名乗ったのである。

 

そして、少女の名は、そう、次元武偵としてスカウトする予定だった、刀藤綺凛だったのであった。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。